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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
chapter4:Light that plugs into trouble(思案に差す光明)
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タジーならいざ知らず、ゲームであるこの仮想世界なのだから、当然その程度で狙いが変わる筈もない。
[ブギイイッ!!]
「! シリカ!」
だが逆にゲーム “だからこそ”、例え本来なら焦って然るべきものであろうと、一寸の狂いすら見せず決まった反応を見せてくるのもまた事実。
背後にプレイヤーがいる事と、二人のプレイヤーに挟まれた事をシステムが感知し、数瞬の為からシリカ目掛け、最大の武器足る槍牙を豪快な動作で振ってきた。
重苦しい風切り音は、牙が空気を唸らせるに足る威力をもっているのだと、受けてへ否応にも分からせてくる。
僅かに反応が遅れたシリカの目の目には、鈍く光る牙が既に見えている。このタイミングでは、受け止めるしかない。
が、短剣は本来受け流す防御が主体の武器。自分よりも大きな敵の一撃を受け止める事が、果たして出来るのか……?
「なめないでください……!」
否、確実に “出来る” 。
何せ彼女の短剣は、両手槍に変形できるのだから。
「う、く……っ!」
後ろ足を器用に扱い、軸に使って反転しながら振り上げられた牙を、僅かながら斜めに構えた槍の柄で完璧ではない物の受け流しに成功する。
それでも勢いから弾き飛ばされてしまう……のだが、即座に短剣へ可変させていた事で、受け身無しに叩きつけられるという最悪の事態を回避する事が出来ていた。
更に半回転したという事は―――思い切った攻めの出来なかったリーファに、この上ない
好機
(
チャンス
)
を与えるという事。
「っ……めええぇぇぇん!!」
[!!??!???]
それは即ち、リーファ本来のスタイルである『剣道ベースの剣術』活躍所に他ならない。
気合い一発叩き込まれる最上段の一撃と、高らかな一声と共に至近距離で打ち込まれる魔法の刃。
とうとう猪はHPを喰らい尽され……ポリゴン破片となって、煙を撒き散らしつつ消えていった。
「リーファさん、次行きましょう!」
「ん、OK!」
視線の先、キリトとシノンの相手する猪二体のHPだが、片方はレッドギリギリなのに対し、もう片方は思うように減っていない。
まだ緑色な事から、精々半分近くは奪ったという所。
されどキリトもシノンも安全性と武器への慣れを優先している所為なのか、そこまで苦戦しているといった様子も見られない。
これなら今すぐ双方に加勢するだけで、用意に流れを彼女等側に引き込めるだろう。
「キリト君、加勢するよ!」
「あぁ頼む!」
「シノンさん! 私も入ります!」
「……分かったわ、前衛お願い」
キリトはリーファに即時返答したのだが、シノンはやはり不安があるのか多少還す
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