暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?幽霊の正体見たり枯れオババ
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「文句があるなら食べるなー」

「あ、ニンジン良い焼き具合だよ」

ルシルと護くんがのコンビネーションで食材を焼いてくんだけど、2人は焼くことに集中して全然食べれてない。わたしは「しょうがないな〜。フェイト、交代」なのはに食べさせる役をフェイトに預けて、わたしはルシル達の元へ。

「なになに? フライハイトさんが焼いてくれるの!?」

「う〜ん。焼くのはルシルと護くんがやってくれてるから、わたしはぁ〜・・・」

網の上で良い具合に焼けてるお肉を箸で取って、ふーふー息を吹きかけてから「あーん、ルシル〜♪」の口に持っていく。と、「ああああああ!!」亮介くんと護くん以外の男子が叫んだ。ルシルは「あぁ、ありがとうシャル」素直にお礼を言ってお肉を食べてくれた。

「護くんにも食べさせてあげたいけど、それはわたしじゃない方が良いみたいだし、ね」

チラッと別のかまどの方に目をやると、護くんの幼馴染・火照 耀(あかる)がじーっとわたし達を見てるのが判った。わたしがちょいちょいっと手招きすると、「しょ、しょうがない、うん、しょうがない」ブツブツ言い訳じみたことを言いながらやって来て、網の上からお肉を取って「あ、あーん・・・」護くんの口に差し出した。

「えっと・・・あ、あーん・・・」

ツンばかりでなかなかデレないあの耀が「よしっ!」笑顔を浮かべた。わたしと耀で、ルシルと護くんにお肉や野菜を食べさせてあげていると、他の男子たちが「ルシル、交代してやるよ!」とか「いやいや、僕が代わるよ!」って、わたしからあーんしてもらいたいって考えが丸見えなことを言い始めた。まぁ、その前に・・・

「ありがとう、シャル。あとは焼きおにぎりだけだから、もういいよ」

ルシルが食べ終えちゃった。わたしは「どういたしまして♪」応えて、うなだれた男子たちに「残念だったね〜」ウィンクしてから、なのは達のところへ戻る。背中で「耀。僕ももういいよ。ありがとう」護くんと、「そ、そう。どういたしまして」耀のやり取りを聞きながら「たっだいま〜!」なのは達に挨拶。みんなからの「おかえりー!」と一緒に焼きおにぎり3個が載ったお皿を受け取った。

「やっぱ締めは焼きおにぎりでしょ♪」

中には焼きそばだとかチャーハンだとかバウムクーヘンを作って食べるって人も居るけど、わたしはこの国で学んだ焼きおにぎりを推すね。醤油だったり味噌だったりと気分で違うけど、どっちも美味しいんだよね。わたしの分として残されてたお肉や野菜と一緒に焼きおにぎりを食べて、「満腹〜、満足じゃ〜♪」ごちそうさまをした。

「この後は肝試しだったよね」

「うん。男女一組のペアで・・・」

「本音を言えば、このメンバーで行きたかったよね」

「まぁ、相手の男の子はクラスの子だか
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