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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?幽霊の正体見たり枯れオババ
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†††Sideイリス†††

海水浴の時間もとうとう終わっちゃって、その後の夕ご飯はバーベキュー大会。昼間の炊事場で、各班が自由に人数分の食材を焼いて食べる。もちろん各班と炊事場が隣接してるから、楽しくお喋りしながら作って食べる、ってことが出来る。そういうわけで、わたし達チーム海鳴+咲耶の8人は、「美味しい〜♪」一緒に食べてる。

「なのは、あ〜ん♪」

焼き担当を買って出たなのはに、わたしは自分の取り皿からお肉を箸で取って口の前に運んだ。なのはは「ありがとう、シャルちゃん。! あ〜ん♪」パクっと食べてくれた。すると今度は「じゃあ、わたしがはやてにあげるよ! あ〜ん♪」アリシアが、なのはと同じ焼き担当になったはやてにお肉を「あ〜ん♪ うん、美味しい!」食べさせた。

「お前らな、肉ばかり食べるなよ! 野菜を食べろ、野菜を! あ、こら! 勝手にトウモロコシを網に置くな馬鹿!」

そんな怒声がわたし達のところに届いた。そこにはルシルを班長にした4班の亮介くん、天守くん、護くん、それに別の班の男子たち合わせての8人でバーベキューをしているんだけど、「大変そうやな〜」はやての言うようにルシル1人で切り盛りしてるからかなり大変そう。

「なあ、ルシル君! わたし手伝おうか?」

孤軍奮闘中のルシルにそう声を掛けるはやて。するとルシルより早く「賛成!」とか「超歓迎!」とか「八神さん、おいでおいで!」とか「女の子に作ってもらう料理・・・良い・・・!」とか、はやてを大歓迎する男子たち。

「ふざけろ、お前ら。始めからお前らの誰かが手伝えば済む話なんだよ。はやて。こっちは大丈夫だから、コイツらに近付かないようにな」

「はあ? ルシル、一緒に住んでるからって八神さんを独り占めにする気か? 羨ましい奴め!」

「そういやアイリちゃんは元気してる? ・・・あ、なあ、ルシル君。お義兄さんって呼んでいい?」

「フェスティバ〜をこの場でもう一度開こう・・・!」

「ねえねえ、八神さんが良いって言うんなら手伝ってもらおうよ!」

「横暴だ〜!」

「はやてを巻き込むなって話なんだよ。あとアイリは好みにうるさいからフラれるのがオチだ、諦めろ」

「ルシル君。僕が手伝うよ。邪魔をしたくなくて言い出せなかったけど・・・」

「護は優しいな〜! お前らも護を見習え」

ルシル達がぎゃあぎゃあ騒ぐ。だから「ちょっ、燃えてる燃えてる!」ルシル達が食材を焼いてる網に置かれたピーマンと玉ねぎがボッと燃えてた。ルシルは慌てることなくその2つを水道水で洗って火を消して「っと。ほい、亮介、大地、お前らにやる」びしょ濡れになったピーマンを亮介くんの取り皿に、玉ねぎはクラスメイトの内野大地くんの取り皿に乗せた。

「「要らねぇー!」」

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