第64話 磁場区域とコールドスリープ施設
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ーアナライジングで敵を解析する。
「(こいつは…ミノ・マグナクス…。大質量輸送用マスドライバー施設の一部として稼動していたレプリロイド。両肩の電磁衝角により、物体に一時的に極性を付与して、自在に吸引・反発することが出来る。高パワーの代償として非常にエネルギー効率が悪く、大喰らい。ボディ各部に内蔵された超伝導コイルをフル稼働させた場合、ネオ・アルカディア都市区画一ブロックに相当する電力を消費する。ええ?たった一体で都市区画一ブロック分?燃費悪すぎ…弱点は氷…か)」
解析結果をゼロに送るとゼロはバスターを構え、ルインもLXアーマーに換装した。
「…ン…モオオォォォ……!!……き……来た…なぁ……ゼ……ロォ……!!ル……イン……!!お前ら……に……ラグナロク…作戦……の……邪魔は……させないど……!!この……ミノ・マグナクス…様がぁ……粉々に……砕いてぇ……ぶっ潰してぇ……えーと……それからぁ……」
「君さぁ…もう少しスムーズに喋ってくれない?何言ってるのか分かり辛いよ。」
「悪いがお前のお喋りにつきあっている暇はない。…行くぞ!!」
「…ン…モオオォォォ……!!」
話を切り上げた二人が突撃し、マグナクスが巨大な斧を振り回しながらゼロとルインに向かっていく。
一方、コールドスリープ施設ではエックスとルナエッジが激しい戦闘を繰り広げていた。
「ダブルチャージショット!!」
ルナエッジの弱点属性である炎属性に切り替えた状態でダブルチャージショットを放つ。
「遅え!!」
ルナエッジはダブルチャージショットを簡単にかわし、地面をバウンドしながら転がり回る。
「くっ…!!」
凍結している足場のせいで素早く動けないエックスだが、何とか回避に成功した。
「…そこだ!!」
体当たりを回避しながら、停止した直後を狙って、リーチの関係でフレイムソードが届かないためにスティールクロウを繰り出す。
「おっ!?」
凄まじい勢いで繰り出されたために僅かだが、鋭い爪がルナエッジの左肩に掠る。
「よし…当たった…!!」
「やるじゃねえか英雄様よぉ!だったらこれでどうだあ!?出て来い!!」
ジャンプするのと同時に自立行動するルナエッジに似た氷狼を繰り出す。
「ルインとレヴィアタンの使う技と同系統の技か?」
「行くぜ!!」
ルナエッジと氷狼が同時にエックスに襲い掛かる。
「くっ!!」
氷狼やルナエッジの攻撃をかわしながら、チャージショットを放つが、放たれた一撃はルナエッジではなく氷狼に直撃した。
「無駄だぜ!そいつらはとても精巧に造られていてな?そう簡単に見切ることは出来ないぜ!!行くぜ、分身共!!天狼疾駆だ!!」
ルナエッジと氷狼が
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