暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第64話 磁場区域とコールドスリープ施設
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る電流に気をつけながら上に向かい、シャッターを抉じ開けて中に入ると巨大なメカニロイドがいた。

「(クラバンガーNS。侵入者を見張っている巨大なカニ型メカニロイド。床をせり上げるアームレーザーと、内部から出てくるミニクラバンで攻撃してくる。弱点属性は氷のようだね)」

すぐさまHXアーマーに換装して解析結果をゼロに送るとLXアーマーに換装し、ハルバードを構える。

ゼロもバスターショットを引き抜くと、早速チャージを開始した。

そして一方のコールドスリープ施設に戻ると、ギアバンクを破壊したエックス。

上下左右のハッチから吐き出されるサーペントギアにはかなり苦労したが、破壊に成功した。

奥のシャッターを抉じ開けると、エックスは氷のトゲに落ちないようにダッシュジャンプで足場に飛び移り、そして奥の壁を蹴り登ると、エレベーターに乗り込む。

上昇のスイッチにショットを放ち、エレベーターを上昇させる。

エックスに気付き、上にいたバリアントがバスターを構えた直後にエックスはスティールクロウで破壊する。

そして一番上まで行き、バリアントやメカニロイドを破壊しながらベルトコンベアの勢いに逆らって先へ進んでいくとカプセルからプアエルフが飛び出してきた。

エックスはプアエルフに気をつけながら、奥のシャッターを抉じ開けると一体の狼型レプリロイドのフェンリー・ルナエッジがいた。

「ガウウウゥ…待ちくたびれちまったぜ英雄様よぉ、途中で雑魚にやられちまったんじゃねえかと思って冷や冷やしたぜ。こんだけ焦らしてくれたんだ…あっという間に参りました、とかは無しだぜ?尤も…俺様のスピードについて来れる奴はそうそういねえがな!!てめえがここでやられる事には変わりねえが…精々死にもの狂いで抵抗してくれや!!期待してるぜぇ?英雄様よぉっ!!」

ルナエッジが猛スピードで接近し、エックスはそれを回避するとバスターを構えたのだった。

一方の磁場区域でもルインとゼロはあっという間にクラバンガーNSを破壊していた。

弱点属性を連続で浴びせることで簡単に沈黙したのだ。

「行くぞ」

「うん」

シャッターを抉じ開けて再び磁場が発生している場所に出た。

磁場の磁力を利用して、一気にジャンプしてゼロとPXアーマーに換装したルインは電線を利用して先に進む。

途中のメカニロイドやバリアントに注意を払いながら、次の足場に移動し、再び電線を利用してを繰り返して最後の足場に着くと、少し先にあるシャッターに向かってダッシュジャンプする。

少し離れた場所に着地したゼロとルインはシャッターに向かって歩き、シャッターを抉じ開けると、巨大な牛型レプリロイドのミノ・マグナクスがいた。

ルインは即座にHXアーマーに換装し、エネミ
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