第四十五話 牟田大尉!刺繍も芸術!!その十四
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「正義は勝つ!」
「死ね!」
「地獄に落ちろ!」
「またやりやがったな!」
「とっとといね!」
「二度と海遊館に来るな!」
恒例のエールである。
「何か金縛りじゃ!」
「何処が忍術だ、何処が!」
「イカサマだろ!」
「それは妖術だ!」
忍術ではなく、というのだ。
「ハット○くんでもそうだったけれどな!」
「それもう忍術じゃねえだろ!」
「妖術なんて使うんじゃねえ!」
「主役が妖術使うな!」
「妖術使う主役もいるだろうが!」
「水滸伝読め!」
二人は中国のこの作品を例えに出した。
「公孫勝とか使ってるだろうが」
「樊瑞とかもな」
「それ見ろ、妖術だってな」
「ちゃんと主役が使うものなんだよ」
「確かに文字のイメージ的に敵が使うものだけれどな」
「妖しい術だからな」
魔術よりもというのだ。
「悪役の使う術って感じだけれどな」
「それでもいいんだよ」
「そももそもハット○くんは忍者だろうが」
「絶対に妖術じゃねえぞ」
ハット○くん自身が忍法と言っている、作中でも。
「壁を垂直に歩いたり水グモで水の上歩いてもな」
「ムササビの術で空を飛んだりもな」
実際はどれも忍者でも絶対に出来ない。
「そうしたことをしていてもな」
「○ットリくんは忍者なんだよ」
「妖術使いじゃねえだろ」
「そのハット○くんの使っていた技だから忍術なんだよ」
「ちゃんと作中でも忍法金縛りって言ってただろ」
「だから問題なし!」
こう力説するのだった。
「それで納得しろ!」
「俺達は忍術を使ったんだよ!」
「忍術使うなって勝負の決まりに書いてないしな」
「従って何の問題もないぜ」
「いつもいつも誰もルールに書かない常識外れなことばかりしやがって」
「腐れ外道共が」
「冗談抜きで悪い死に方しろ」
「梅毒にでもなってな」
性病である、これに罹患したと思ったらすぐに性病科に。
「鼻落ちて身体腐って死ね」
「顔中瘡蓋だらけになってな」
「頬が腐ってなくなって中の歯が見えてくるらしいな」
「脊髄もやられて動けなくなって」
「そうなって死んでしまえ」
「変なお店に行ってな」
こうしたことまで言われる二人だった、しかし。
二人は平然としてだ、こう返した。
「今時そんなのなってたまるか」
「そうしたやばそうな店には絶対に行かないぜ」
「遊ぶ時はゴムは必須」
「ちゃんと気をつけないとな」
一時の快楽を追い求めずにだ。
「そこは気をつけて遊ぶぜ」
「梅毒にも淋病にもなってたまるか」
「勿論エイズにもだよ」
「ならない様にしてるからな」
「じゃあ寝ている間に梅毒患者の血を輸血してやる」
血液でも感染する、ここ重要。
「そして苦しめてやるからな」
「御前等が油断
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