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MS Operative Theory
MS戦術解説
人間による起動兵器との戦闘法@
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や誘導弾は、人間用としては最大級の火力を持つ火器だが、MSの装甲を破壊することは不可能である。そのため、股関節やスラスターと言った比較的装甲が脆弱な箇所に命中させなくてはならない。さらに、股関節への攻撃を命中させるにはMSの真下に入り込むほど接近する必要があり、スラスターもノズル以外はカウルで覆われているため、ノズル内部を攻撃しなければならない。センサーやコックピット周辺に攻撃を加え、内部にダメージを与えることも効果的な攻撃方法である。

■MSの非装甲部位

@頭部

 カメラやセンサーなど、精密機器が搭載されているため、衝撃などに対し、比較的弱い。勿論、衝撃対策も講じられているが、ロケット・ランチャーなどの直撃では破壊されることもある。

Aランドセル

 特にノズルの内部が構造的に脆弱である。個々に直撃を受けた場合、ノズルが破壊されるだけでなく、ランドセルを含め、機体が損害を受けることもある。

B関節部

 非装甲部位の中でも最も狙われやすい箇所の一つ。ランドセルなどに比べ、機体全体が被害を受けることは少ないが、武装が使用不能になるなど運用性が大幅に低下する。

C脚部

 重力下仕様MSの場合、ここを破壊されると移動できなくなる。ひざ関節や股間セルを狙うことが一般的だが、MSの真下からの攻撃が必要など、攻撃側にも制約が多い。


??対MS用兵装とMSの対人兵器??

■対MS用兵装

 人間が携行可能な対MS火器となると、大口径かつ帝反動のロケット・ランチャーや誘導弾、バズーカなどが大半である。地球連邦軍の対MS特技兵が運用した対重MS狙撃銃M-101A3(リジーナ)もこの系列の火器である。ジオン公国軍は人間用の対MS狙撃銃を開発していたとされるが、MSの装甲を貫通するような火力は無く、非装甲部が目標だった。

●グレネード・ランチャー

 筒型ランチャーから発射される地球連邦軍のグレネード・ランチャー。直撃であれば、MSの関節を破壊可能だった。

●旧世紀の大型火器

 旧世紀のRPGシリーズの流れを汲むロケット・ランチャー。正規軍の装備の入手が困難なゲリラが装備していた。

●時限爆弾

 ジオン公国軍の時限爆弾。装甲表面やガラス面に装着可能で、数個でMSを破壊する威力を持っていた。

■MSの対人兵器

 起動兵器用兵装は極めて大型であるため、APSFDSやAPのような弾種を使わない限り、多目的兵器として利用でき、対人用としても有効と言える。これは広範囲を焼き払うビーム兵器も同じである。中にはザク・シリーズのように、対人榴弾を発射する接近防御兵器も存在するなど、MS用対人兵器も少なからず存在している。

●接近防御兵器

 ザク系MSの各部に固定装備さ
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