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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL9 高校へ………
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に自己紹介する人がとても可哀想だ………

「初めまして、俺は岸間健吾。中学ではサッカー部の主将で、全国にも出てました。当然、高校でもサッカー部に入部します。………ここで誓いましょう!俺はこの高校生活の3年間で皆さんを必ず全国の舞台へと連れて行きます!!だからみなさん、サッカー部の応援よろしく!!!」

とウィンクをしながら終える岸間。ルックスも神崎に劣るが、いかにも遊んでいる雰囲気のある人物だった。

「さて………次は………」













「黒崎一心だ。………あっとえっと………趣味は剣術。一応師匠みたいな人と朝や休みの日に特訓している。みんなどうかよろしく………」

素っ気ない感じで自己紹介を終える黒崎。しかしその動きや仕草がどうにも普通の人達と違っていた。

「剣術か………」

『レイはもっと刀の戦い方を磨いた方が良いかもしれませんね。………格闘戦ではレヴィも凌げるのに、刀だけになるとスキルに頼りがちになってしまう。これは近距離戦闘するにあたっては致命的です』

とこの前のレヴィとの戦いの後、シュテルに指摘されてしまった。当然自分自身で分かっていたが、剣を習うにしても剣道のような剣術では絶対に役に立たない。

(剣道の様な競技の剣術じゃない剣術を教えてくれる場所があればなぁ………)

とも思うがバイトやブレイブデュエルをやったりと忙しいのでどうしても時間が取れなさそう。

(………まあ余裕があったら探してみるか。何なら黒崎に聞いてみるのも良いかもしれない)

そんな事を思いながら他のクラスメイトの自己紹介を聞くのだった………










さて自己紹介も終わり休み時間になると、個々それぞれ気になった相手に話しかけたり、元からの知り合いと話したりと色々行動している。

「………俺もさ、そうやって色々と親睦を深めたいと思ってるんだよ。それなのに何をしてるんだよあの2人は」

窓側の端の席なので廊下の様子がよく分かる。
水飲み場から8組………いや、俺の様子を観察している2人が居た。

「零治君、1人で孤立してますね………」
「あらら。やっぱり自然と出る元不良のオーラが出てるのかしら?」
「はぁ………」

気がつかれるとこっちに来て堂々と話しかけてきそうなので気づいてない様にしているが話し声が普通に聞こえてくる。

1年生の階に2年生が来ていることで少々注目になっている。更にあの2人の事だ。絶対に余計目立っている。

「いっその事話してみましょうか?」
「まあそれで注目されれば嫌でも人が集まってくるでしょうね〜」
「ちょっと待った!!」

流石に耐えきれなかったので、俺は教室の
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