第22話二代目ビーター
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ウが小さく声をあげてーーー
「んあ・・・っておわぁぁぁぁ!?イテッ!」
「ライリュウ!みんな、目を覚ましたぞ!」
寝返りをうってベッドから落ちた。俺はすぐにみんなを呼んだ。
「ライリュウ!」
「ライリュウさん!」
「お兄ちゃん!」
「んあ?ここオレん家か?・・・ってお前らなんでここに?」
「お前の看病だよ」
お前って奴は人の気も知らないでーーーなんだ?急に黙り混んで頭書き出したぞ。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ。それより・・・」
『?』
妹のミラに心配に対しそう答え、その続きにーーー
「PoHには勝てなかったけど・・・過去には勝てたよ」
そういい放つとーーーミラの目から大粒の涙が流れる。
「うわぁぁぁぁぁん!!変な心配させないでよ!バカぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「グヘッ!?ゴホッカホッ!悪かった悪かったって!反省してるから放せって!」
泣き叫びながら兄に抱きつくミラに、強く抱き締められて苦しむも満更でもないようなライリュウ。それを見守る俺とリズとシリカはこの微笑ましい兄妹の光景に頬を緩ませた。
ーーー兄妹、か。スグは、俺の妹は今どうしてるかなーーー
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