プロローグ
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したり…、酷いときは町丸々崩壊させたり、全裸の変質者が他所の下着を奪ったり、ところ構わずナンパする迷惑色男がいたりと好き勝手やってくれてるが後処理をするこっちの身にもなってもらいたいもんだ。(主に俺)
今度あったら文句の1つや12つ色を着けて(上司への愚痴)言ってやらんと気がすまん。
俺、シン・シュバルダスはフィオーレ王国の魔法の秩序を守る魔法評議院の第四強行検束部隊に所属してる。
いわば警察のしたっぱだ。
それ故に毎日が色んな上司の雑務やら始末書に終われる社畜DAYS…。
第四強行検束部隊って長髪と眼鏡が素敵な我隊が誇る隊長、評議院若手エースのラハールで有名だったよな。あれ?結構有望部署にいる筈なのにそこらの雑務所よりよっぽどハードなような…。
結論。どこにでも泥を被らなければならない存在はいる。以上!
とまあ、そんな訳でラハール隊長のような世にいう世渡り上手やフェアリーテイルのようにイケイケお騒がせ集団が集まったリア充がいる限り俺に幸せは訪れない。くそ食らえっ!
「流石のお前でも納得するか。まあ、フェアリーテイル担当のようなもんだから当然といえば当然か」
あれー?何時あんな所の担当になったんでしょー不思議だな〜!
「えーっと。取り敢えず残りの書類も処理すればいいんですよね…。分かりました…」
机上の紙の山を見て再度とほほ…、と肩を落としてしまう。
「いや、それもそうだが今回は別件だ。六ノ席のヤジマ様直々におまえにご命令だそうだ。慎んで任務を遂行するように。でなければ私が飲み会の途中でおまえの様子など見に来る訳ないだろう」
そういうと四折りにされた紙を渡して早足で出ていった。この紙にヤジマさんの命令もとい伝言が書かれているんだろう。
ー、見たくない!あの人フェアリーテイルに肩もってるからどうせ面倒臭い命令に違いない!前もこんなことあったし!
自問自答を繰り返し紙を開げようとしたりやっぱり止めようと繰り返すこと10分、席持ちの命令を断る権利はこちらにない。
ー意を決して一気に開いた!
「最近のフェアリーテイルの愚行には目を伏せたくなる位酷いから少すの間フェアリーテイルに入ってかんす(監視)すって。何時も面倒な事ばっか頼んですすすね〜(すまんね〜)。今度一杯奢るから。てつすす(手続き)はもうすす(済ま)したから。マー坊によろしく。」
「…」
どこからツッコミを入れたもんだろう。
取り敢えず一言。
「俺の意思はどこにいったあああああああ!!!」
まあ、薄々こんなことだろうと思ってましたよ。明日になったら詳細をヤジマさんに聞に行きますか…。人生諦めが肝心。千里
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