アインクラッド編〜頂に立つ存在〜
第十九話 行末
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たシリウスだったが、徐々にソレイユの言葉の意味を理解して笑った。
「そうだな。今回は俺の負けだ。だが、次は勝つぜ」
「安心しろ、次も負ける気はない」
そう言いながら握手を交わす二人。二人の表情はどこかすっきりしていた。それを微笑ましく、羨ましそうにベガが見つめていた。
その後、ソレイユはクロス・ユニバースを脱退し、相棒であった≪鳳炎皇フェニックス・エール≫を四十四層の鍛冶工房へ置いてソロに戻ることとなる。
それは過去のお話。語り継がれることのない名勝負。後に≪剣聖≫と呼ばれるものと≪神槍≫と呼ばれるもののたった一度の死闘。知っているのは一人の女剣士ときれいに輝く月のみである。
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