第63話 空中庭園と地下樹海
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断する。
そして蔦を千切り終えると、ゼロもセイバーを構えてメカニロイドに斬り掛かっていく。
そしてエックスは壁を蹴り登り、ゼロは蔓に掴みながら上へ登っていき、上にあるシャッターをこじ開けると蟻型のメカニロイドがいた。
メカニロイドがいきなり火炎放射を放ちながら迫ってくる。
「ダブルチャージショット!!」
エックスがダブルチャージショットを放ち、メカニロイドに直撃させる。
直撃を受けたメカニロイドは動きを止め、反対方向に逃げるように駆けていく。
ゼロはそれを見越して、メカニロイドにチャージを終えたバスターショットを向けた。
「アイスジャベリン!!」
銃口から氷弾が至近距離から放たれ、メカニロイドに直撃して動きを止めた瞬間にエックスは再びバスターを構えた。
「ダブルチャージショット!!」
ダブルチャージショットを放った直後にアックスを抜き、勢い良く振るってメカニロイドのボディに裂傷を刻む。
「バーニングショット!!」
とどめとばかりにエックス達が倒したソル・ティターニャンのDNAデータを解析して編み出した必殺技を繰り出した。
火炎弾は傷口に吸い込まれるように着弾し、内部で炸裂した。
メカニロイドはそれに耐えきれずに爆散する。
そして場所は空中庭園に戻り、ルインがメカニロイドの放つ電撃弾をかわしながら、オーバードライブで強化されたハルバードで何度も斬りつける。
弱点の氷属性を何度も喰らったためにメカニロイドは沈黙した。
「よし、片付いた…」
奥のシャッターを抉じ開けて、そのまま進むとメカニロイドが道を阻む。
それらをハルバードで両断すると、メカニロイドのチップがルインの足元に落ちた。
一応それを回収しながら先に進むと上下に浮遊する足場を飛び移り、最後の装置を破壊した。
「これで酸性雨発生装置は全部壊したね」
『うん、こっちも確認したよ。お疲れ様ルインちゃん』
『あ、あの…私の仕事…』
『ルージュちゃんより私の方が早いから休んでていいよ』
『…シエルさん、私は要らないんでしょうか…?』
『え?あ、あの…その……』
『いいんです……どうせ私なんて性能が低い落ちこぼれですから…うう…っ』
取り敢えず通信を切って床に着地すると、段差の頂上にあるシャッターを抉じ開けて進むと、ペガサスを彷彿とさせるレプリロイド、ペガソルタ・エクレールがこちらを見下ろしていた。
「空を舞う神殿から、薄汚い地上の虫螻に神の雷を落とす…流石はバイル様、私にぴったりの実に美しい作戦だ。醜い虫螻共は美しい私の前に平伏すのが定め、このペガソルタ・エクレールの雷で奈落の底へと落ちたまえ!!」
「嫌だね」
LXアーマー
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