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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第12話『出張任務』
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スバル「派遣任務……ですか?」
ティア「しかも、異世界に?」
訓練の終了後私とティアはなのはさんと並んで隊舎の廊下を歩きながら教会から要請された任務の内容を聞いてティアと共に少し驚く。
だって、異世界なんて行ったこと無いんだもん。
なのは「うん、決定事項。このまま、緊急出動が無ければ2時間後に出発みたいだから。二人ともそれまでしっかり準備をして身体を休めておいてね」
スバル&ティア「はい!」
いったい何処の世界なんだろう?
少し楽しみかも。でも、お仕事はしっかりやるよ。
side高町なのは
なのは「さてと、後はカズマくんとシグナムさんに伝えるだけかな。二人ともまだ訓練してるのかな?」
スバル達と別れ私は一人おそらくカズマくんが居るであろう室内訓練場に向かう。
なのは「オーバーワークはあまり感心しないんだけどなぁ…」
そう呟き「はぁ〜」っと軽く溜息をつく。
まあ、シグナムさんが一緒だからそこまで無茶はしないと思うけど…心配だなぁ……。
そんなこんなで、室内訓練場に到着してドアを開けようとした時ドアが開き中からシグナムさんが姿を現した。
シグナム「どうしたんだ?高町」
なのは「あ、シグナムさん。さっき、教会からの通信で出張です。任務の詳細は送ってあるので確認しておいてください」
シグナム「ああ、了解した。悪いが中で倒れている奴にも伝えてもらえるか?」
なのは「はい。そのつもりです」
シグナさんは「頼んだぞ」と言って歩いていった。
その後、中を覗くとカズマくんが身体を大の字にして倒れていた………やっぱり、予感的中…。
sideカズマ・キサラギ
ほぼ全体力を使い切った俺はシグナムさんとの訓練後終了と共に訓練場の床に仰向けで倒れ込む……てか、マジで死ぬ…。
シグナムさんは相変わらず息一つ乱さずに「今日はこれで終わりだ。しっかりと休んでおけ」と言って訓練場を出て行った。
カズマ「……まったく、化け物か?あの人は……」
なのは「そんなこと、言ってるとシグナム副隊長に怒られるよ?」
カズマ「え!?あ、なのはさん」
体を起こして声のした方を見るとなのはさんがこちらに向かって歩いてくる。
カズマ「どうしたんですか?わざわざここに来るなんて」
なのは「まあ、任務の連絡なんだけど……その前に」
カズマ「ふぇ!?」
俺の前にしゃがみ込んだ、なのはさんはいきなり両手で俺の頬を掴んで引っ張る。
カズマ「いひ
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