Aパート
LIVE8 姉との対決
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間一髪のところで横に避けたが、右足に喰らってしまった。幸い、掠っただけだが脚にはいろいろなダメージが残ってしまった。
「あら、避けれなかったの?鈍くなったんじゃない?」
「ただ、考え事してただけだよ!というか、何だよその技?俺、知らねえぞ?」
「この技は紅桜を使う者でしか放てない技よ。常人にはできないわ。」
「へー、なら俺は不利なのかな?」
「かもしれないわ、ね!」ギィン
「ならっ!これでどうだ!」
「そんな攻撃!」
大振りの攻撃はどんな殺し屋でも殺し屋の卵でも普通に避けれる。だが、一流の殺し屋はどんな攻撃でも巧みに使い、相手の隙を突く。相手は普通に避けた。掛かったな!
「なら、アンタにはこれをお見舞いしてやるよ!真・鳴神流奥義 紫電一閃!」
俺の刀に蒼白い雷を纏わせる。そして、相手に斬り刻む__
「なっ、きゃぁぁあああ!」
__刀と服だけを。
「んだとぉおお?」
「きゃぁぁあああ、見ないで?」
「なっ、俺はそういうつもりじゃ………」
「私、何もしてないのに……」
は?何もしてない?
「お前、なに言ってんだよ!俺を殺そうとしたくせに!」
「な、何で私が刹那を殺さなきゃなんないの?」
姉ちゃんは涙目で訴えてくる。これはマジ泣きか……
「せ、刹那。服ちょうだい。」
「あ、あー、悪い。」
やべえ、調子が狂う。さっきまでのオーラと今のオーラが違う。これは怨刀のせいなのか?それが正解か……怨刀の力恐るべしだな。
「刹那、私なにか酷いことしたの?」
「俺を殺そうとしてたぞ。覚えていないのか?」
「……っ?覚えて、ない。」
「なんか覚えてることはないのか?」
「まず、ここがどこなのかが分からない。」
ここに来る以前の問題か。
「μ’sの顧問になったことは?」
「覚えてる。記憶がないのは1週間前。」
丁度、絵里と希が入ってきた頃か。
「そうか。なら、皆には隠しておく。後、1つ聞きたいんだが。」
「何?」
「姉ちゃんは鳴神家をどうしたいんだ?」
「私は……変えたいと思っている。殺し屋としてではなくこれからを護るためのものにしたいと思っている。」
「分かった。なら、皆が待っている所に行くぞ。」
「刹那!ごめんね……」
「大丈夫だって。ほら、行く……ぞ?」
『『『異端者を発見!』』』
『総員、突撃ぃぃいいいいい!』
『 キィィイイイイヤァァアアアアア!』
目の前に狂戦士の軍団が1つ。
「刹那!何をやって……遺書の準備をしてください。」
海未が姉ちゃんの辱しめの姿を見て目から光を無くした。周りのμ’sメンバーもそ
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