Aパート
LIVE8 姉との対決
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前ら、武器は?」
「「準備OK」」
「生命保険は?」
「「かけた。」」
「遺書は?」
「「置いてきた。」」
「じゃあ、殺るぞ。」
「「おう!」」
俺たちは自分の命を守るため己の(死の)覚悟の確認をしていた。俺たちは早急にイベントの集合場所に行き、受付を済ませた。会場は獅子神と白夜が以前通っていた学校だ。それにイベントの参加者は俺達以外に居ないらしい。
『それでは、サバトからの逃走を開始します。ルールは至って簡単です。これからサバトと逃走者に別れてもらいます。サバトとなった人にはこの帽子を被ってもらい、逃走者は普通に逃げてもらいます。まぁ、俗に言うケイドロですね。逃走者全員が捕まったらサバトの勝ち、時間内に逃走者を一人でも残したらサバトの負けとなります。尚、逃走者が負けた場合にはとっておきの罰ゲームが用意されています。これで説明を終わります。』
説明が終わり、俺達参加者は逃走者となり主催者側がサバトという役目になった。これから長い戦いが続きそうだな。
40分後……
『ほとんどが女子生徒の学校でハーレム生活を送るなど万死に値する?総員、迎撃用意?』
『『『サー、イエッサー!』』』
「こっちくるんじゃねえ!」
アイツら金属バットとか竹刀とかいろいろと持ってるんですけど?
「お前ら、なんかの教団か!」
『生きとし生きるもの、汚れなき神聖の場を汚すものが出てくる。』
『神聖の場を守るのが俺達、』
『『『異端審問会!』』』
悪役来たぁぁああ?悪役は最初の登場の時って自分達のことについて詳しく話して倒れるっていうフラグを持ってるよね。
「そこをどけえぇぇええええ!」
『『『なっ、う、うぁぁああああ?』』』
フラグ回収完了!
俺はバカどもを殴ったり蹴ったりしてこの場を突破していった。それにしても何かがおかしい。こいつらから逃げづらい。誰かが裏で作戦を……いや、アイツらの中にそんなに頭がいいやつは居なかったはずだ。それとも……いや、そんなことは……一応頭の片隅に残しておくか。
「見つけたぁあああ?」
この動き……っ?まさか?
「チッ、うぜえんだよ!」ゴッ
「な、ゴハッ……」
やべえ、マジで殴っちまった。あー、もう!んなこたぁ、どうでもいい?早くしねえと!早く穂乃果達にこのイベントの真実を伝えないと!
一方、穂乃果サイド
「見つけたよ、穂乃果さん、海未さん、ことりさん。」
「海未ちゃん、ことりちゃん、逃げないと捕まっちゃうよー。」
「なんか楽しいね。」
「確かに楽しいですが、本当に何も無いのでしょうか?こんなところでケイドロなんて……」
「大丈夫だよ。だって、こんなにたの……しいん…だか……ら……」
「ことり?」
「ことりちゃん?」
「ことり、しっかりしてください!」
「ことり…ちゃ
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