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魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第2章:埋もれし過去の産物
第29話「秘められし過去」
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中した感じだな。

「ちなみに二人はいつぐらいから来た?」

「えっと、新暦79年からです。」

  この時間からだと13年も先か...。

「....まぁ、未来から来たって言っても早々信じられるような事でもないし...。」

「...いや、信じるよ。未来から...って訳じゃないけど、明らかにおかしい次元渡航者がいたから。それに、志導君はこんな事で嘘つくような人じゃないし。」

  そう言って信じてくれる司さん。

「(...それにしても、安易に未来の人と接触するのは間違いだったかな...?)」

  こうなる事も分かってただろうに...。なにやってんだろ、僕。









   ―――この時、僕は忘れていた。

   ―――過去に来る前、司さんが言っていた“既視感”の本当の危険性を....。










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