暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト7!『ハルカゼ トウイ×モチヅキ ミサキの恋愛(?)編』!
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そろそろ出れるといいけどな〜」

「うん……」

そこから少し廊下を進んでいくと、微かに外の光が射し込んでいるのが分かった。

「あっ。やっとゴールだ」

「……よかった。早く出よう………」

「はーい」

そのまま廊下を進み、後数歩という所でいきなり光が消えた。同時に、何かに下に引っ張られる感覚もある。
結論、落とし穴にハマりました。幸い穴の下にはネットが敷かれていたので怪我はしなかった。

「いてて……大丈夫ミs…」

「あっ…………」

起き上がろうとするも、ミサキが覆い被さるような体勢になっており起き上がれず、お互い吐息が聞こえるぐらいに顔が近くなっていた。

「………………」

どうしてそうなったのか分からないけど、途端にミサキが近すぎる顔をより近づけてきた。えっ?えっ?えっ!?

「ちょっ!ミサキ!?ストップストップ!! 」

ミサキの両肩を掴み前に押し出して距離を離すも、それでも近いということには変わりはなかった。けど、それよりも何をしようとしてたのかが聞きたい。

「何しようとしてたの!? 」

「……何しようとしてたと思う……? 」

質問を質問で返されてしまった。

「と、とりあえず。まず落とし穴から出よう。後続の人にも迷惑かけるし」

「もう少しこのままでもいいけど……」

「すいません。それは勘弁してください」

僕が保たないんで、それは本っ当に勘弁してください。なんなのこのラブコメ全開の展開は?一応サブタイトルで(?)って入っているよね?そういうのは主人公とメインヒロインだけで充分なんだけど!

ミサキはしぶしぶ離れていき、落とし穴から抜け出し、それに続いて僕も落とし穴から抜け出した。

「ふぅ………」

大きく息を吐き、お化け屋敷から出た。係員の人が出口で営業スマイル以上の笑顔を浮かべていたのは、おそらく二人揃って顔が赤かったからだろう。だって顔が妙に暑いんだもん。

「怖かったけど、最後の方はいいことがあったからよかった……」

「僕にとってはなんとも言えない感じですけど」

「嫌だった……? 」

「…………ノーコメントで」

「そう……」

「それよりも、そろそろ昼食にしよっか。時間も昼頃だし」

「分かった……」

どこかいい所がないかを歩きながら探し、場所が決まり次第昼食を食べる。

「さてっ、と。この後どうしよっか」

「もう一回お化け屋敷に行く……? 」

「いいけど、二度も落とし穴には落ちないよ。というか、そこまで行くのに時間がかかるし、お化けとかホラーは苦手って言ってなかった? 」

「……………やっぱり止めとく……」

「アハハハハ。じゃあどうしよっか」

「売店
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