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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト6!『サオトメ ヒロヤ×トオサカ シノの恋愛編』!
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園地内の絶叫系アトラクションエリアとはいえだだっ広く、なおかつ従業員も沢山いる。この中を探して回るだけでもかなりの時間がかかる。
どうすればいい?そう考えていると、一通のラインが入ってきたのに気づいた。
『イヤホンを再度スマホに差して、大声で名前を叫びながら探しなよ。それでシノさんが聞こえたら、何か反応を貰えばいいよ』
まるで見ていたかのような事を言ってくるよな本当に。てかそれって俺的に公開処刑なんだけど。かと言って、他に手段があるわけじゃないし……………。
「クソッ!出来るだけ最短で見つかってくれよ! 」
イヤホンを再度差し込み、シノに今の事を伝える。さて、じゃあふっきれるとしますか。
「シノーーーーっ! 」
大声で叫びながら探し回り、なおかつ些細な音も聞き逃さないように神経を集中させる。
ーーー−−
ヒロヤから連絡を受け、大人しく助けてくれるのを待つ。にしても、私はいったいどこに向かってるのかしら…………?運んでいる男は私が起きてるのに気づいてないようだし、それに会話も聞こえてないようだし。
「さてっと、ここまで来ればだいぶ楽になってきたし、パパっと移動するか。にしても怪しまれないようにすんのも一苦労だったぜ」
男はそんな事を口にこぼしながら移動をし続ける。そんな時、遠くで聞き慣れた声がしたような気がした。
ーーー−−
『んんー! 』
「!? 」
シノから反応があり、走るのを止めて周囲を見渡す。すると従業員らしき人物が、荷台を運んで裏口から出ようとしていたのを見かける。
俺はすぐにその従業員の元へと走っていく。違う可能性もあるが、だからといって放っておけば取り返しのつかないことになる。
「ちょっと待ってくれっ! 」
「うおっ!?なんでしょうか? 」
「ちょっとその荷台の中を確認させてくれないか? 」
「それは困ります。中には重要な商品や書類等が入っていますので」
「………じゃあなんで裏口から出ていこうとするんだ?それに、それほど重要なものだったら従業員に任せる筈がない…………失礼するぞ! 」
俺は男を押し退け、荷台を開けて中を確認する。
「…………やっぱりか。遅くなって悪いなシノ。もう大丈夫だ」
「テメェ………」
男は人が変わったかのような口調をし、携帯を取り出し誰かに電話をする。すぐに男は電話を切って携帯をしまうと、途端に気持ち悪い顔で笑ってきた。
「へいへーい。なにやってんだよお前?おかげでバレちまってるじゃねーか」
「お前お仕置き確定ー」
「まあそれはさておき、まずはコイツからぶちのめそうぜ」
「それもそうだな」
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