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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト6!『サオトメ ヒロヤ×トオサカ シノの恋愛編』!
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撫でして大変な事態になると理解し、言うのを止めた。

「まあまあそう言わずにさー。ほんのちょぴっとだけでいいからさー」

「大丈夫大丈夫。変な真似はしないって」

だが、それでも男達はしつこくつきまとい、左腕を掴んできた。

「離してください! 」

「いいからいいから。ほら行こうぜ」

無理矢理腕を引っ張られ、思わず手に持っていたコーヒーとココアを落としてしまった。

「うっわ熱っ!ジーパンにかかったろーが! 」

「まあまあ落ち着けって。ほら行こうぜー」

「だから離してくだ───ムグッ!? 」

口元に布を押さえられ、右腕ももう一人の男に掴まれてしまい身動きが取れなくなった。次第に意識が遠退き、徐々に身体に力が入らなくなった。
ヒロヤ…………助けて…………。





ーーー−−





『おやおやどうしたんだいヒロヤ君?荷物持ちで疲れはてましたか? 』

シノが飲み物を買いに行った後、暇になったのでなんとなくラインを開いてトウイに『よう』っと送ると、三秒後に返信が返ってきた。
にしても、まるで見ていたかのような事を言ってきやがるなコイツ。お得意の読心術か?

『そんなところだ。今はシノが飲み物を買いに行ってるから、その間暇になったんだ』

『ほほう?女の子に買いに行かせたのか〜。駄目じゃないかヒロヤ君。そこはちゃんと自分で買いにいかなきゃ』

『いやいや。シノが荷物持ちをしてくれたからって事で、買いに行ってくるって行ったんだよ』

『うん。分かってて聞いた』

じゃあ聞くなバーロー。

『それで、デートは楽しんでるかい? 』

………………そういえばデートしに行くって言ったな。

『まあボチボチとな』

『そこは楽しんでるって言いなよツンデレ君よ』

『誰がツンデレ君だ?三回死んで二回生き返れよ』

『それじゃ一回足りないじゃないか〜(笑) 』

『うるせい。お前は大人しくかえってろ』

『それって還ってろの方!?土に還れとでも!? 』

『その通りだ。お前はそろそろ土に還るべき存在だ』

『まったくやれやれ…………それよりも結構ラインしてるけど、なかなかシノさん戻ってこないようだね』

トウイのからそんな事を書かれ、周囲を見渡すとどこにもシノの姿がない。いくらここから離れてるからって、いくらなんでも時間がかかりすぎている。

『悪い。ちょっと様子を見てくる。また後で連絡する』

『了解』

スマホをポケットに入れ、荷物を持ってシノが向かったであろう方向へと進んでいく。そのまま角を曲がり、少し歩いた所に販売員がいるところへとたどり着く。

「すいません。ここでコーヒーの無糖と何かを頼みに来た人物につ
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