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RSリベリオン・セイヴァ―
リベリオン・セイヴァ―外伝SHADOW 二話
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手すりゃスタジアムよりも広く見える。
「篠ノ之達は、こんな広い場所でISに乗っているのか?」
「ま、まぁな?」
……しかし、そんな二人の背後から数人の生徒達の呼び声が聞こえてくる。
「あれぇ? 篠ノ之さんじゃない? あなた、こんなところで何してるの?」
「……?」
玄弖は振り返ると、そこにはスク水のような露出度のあるスーツを着た女子生徒ら数人がこちらを見ていた。
「……!」
しかし、箒は嫌な目で振り返った。
「ちょっと? そこの男は誰なの?」
一人の女子が玄弖を見る。
「もしかして……勝手に部外者を入れたんじゃないでしょうね?」
「彼は来客だ。わざわざ、メガロポリスから私の私物を届けに来てくれたのだ」
「じゃあ、どうしてすぐに返さないの?」
「そうよ? 男がいると女子の神聖な聖域が汚れるじゃない?」
「な、何だよ!?」
彼女らの言葉に玄弖が腹を立てた。
「よせ、玄弖……」
と、箒が止める。
「そもそもさ? 強くもないのに専用機持ってるなんて生意気じゃない?」
「そうよね? 専用機持ちだからって何しても構わないって思ってるのかしら?」
「やっぱ、あの『篠ノ之束』の妹だから超〜特別扱い何だよ?」
「……!」
箒は、無理にでも怒りを収めようと強く拳を握りしめた。しかし、そんな彼女とは違って玄弖には我慢の限界だった。
「お前ら! いい加減にしろよ!?」
玄弖が衝動的に怒鳴った。
「はぁ?」
そんな彼の声に苛立って女子の一人が振り向いた。
「あんたこそ、男が堂々と女に楯突いていいと思っているの?」
「そうよ! だいたい、男のくせにどうしてIS学園に居るのよ?」
「篠ノ之が招待してくれたって言ったじゃないか? それよりも、この娘に対してそんな酷い事言わなくてもいいじゃないか!」
「アンタには関係ないじゃない?」
「男のくせに生意気ね?」
「こういう奴には……お仕置きが必要ね?」
すると、中心に立つ女子がいきなりISを展開させて近づいてくる。
「待て! 彼は関係ない!! 絡むなら私だけにしろ!?」
箒は、玄弖の前に出ると両手を広げて女子たちの前に立った。
「どきなさいよ! 篠ノ之さん。 私たちは、これからそこの理不尽な男を懲らしめるんだからさ?」
「理不尽なのはどっちだ! ただちに、ISを用いた蛮行はやめろ!?」
「チッ……!」
舌打ちと共に、生徒の一人がIS越しの甲で箒を平手打ちした。
「くぅ……!」
箒は、よろめいたところを玄弖に支えられ、彼の両手が彼女の肩を掴んだ
「何をするんだ! 乱暴はやめろ!?」
玄弖は怒り、怒鳴った。
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「生意気いうんじゃないよ!」
そして、ISの拳が玄弖へと振り下ろされそうとしていた時。
「!?」
次に気付いたころには
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