暁 〜小説投稿サイト〜
『夢の中の現実』
『新たな住人』
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む雰囲気。
父さんがいっぱい笑ってる。
何よりごっつ幸せ。

此の日は珍しく深夜迄飲んだ。
時間は一切気にせず。
昔は2人で一緒に朝迄よく飲み歩いてたらしい。
懐かしい懐かしい言ってた。

父さんの表情が、亀井サンが来てから徐々に変化していった。
父親の顔から男に戻ってく。
其れを悪いとか怖いとか思うワケちゃう。
不満や不安も無い。
ただ、いつもと違うなって解るほど変わってたってだけ...。

亀井サンは、このまま泊まって行った。
父さんの布団を買い替える時に、一応予備に1組買ってたから其れを出した。
此の日から亀井サンは住みついてしまった。
自宅に帰る気配が無い。

奇妙な3人暮らしが始まってく。



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