第7章 大魔闘演武編
兄妹対決!
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彼女は笑顔で、手を差し出す。
「うん!!!シェリア!!!!」
ウェンディも笑顔で返事をし、2人は握手をした。
「シェリア・・・。」
「ウェンディ・・・。」
俺達兄はそれを見守るのだった。だがすぐに・・・
「おい、コージ、だったな?」
「え、ああ、はい。」
「いずれは、ケリをつけようぜ!!」
「・・・もちろんです。」
「へへ。」
「・・・ふ。」
俺達は少し笑い、拳を軽くぶつける。
『なんと感動的なラスト!!!
オジサン的にはこれで大会終了ーーーーーーーーっ!!!』
『これこれ・・・3日目終了じゃ。』
『皆さん、ありがとうございました!!』
実況者、解析者、そしてマトー君がそう言う。
「お兄ちゃんの方も、仲良くなったの?」
「ああ。最高のライバルでな。」
「そうなんだ。ねえ!ウェンディのお兄さん!!」
「はい?」
シェリアって子は、俺の方に声をかけた。
「あなたも、友達になっていい?」
「・・・・・・ええ、構いませんよ。
あ、それと1つ・・・いや2つほど。」
「?」
「ウェンディの治癒をありがとう。
そして・・・友達になってくれて・・・ありがとう!」
俺はシェリア・・・に礼を言う。
「どういたしまして!!」
「それと俺からもだ。
こっちも、ありがとうな。コージに、ウェンディ!」
ニスイさんがそう言う。
「はい!!!」
けど・・・
「(まだ・・・あの魔力を感じる・・・!!!)」
あの魔力は、まだ感じている。
「(ん?離れていく!?外へ出るつもりか・・・。
探すか・・・いや、ジェラールがいるから、大丈夫か・・・?)」
俺は心の中でそう考える。
「(いや・・・念の為、闇分身を行かせよう!)」
俺はそう決めた。
「(闇分身・・・!)」
俺は誰にも気づかれないように闇分身を出し、
あの魔力を探す事にした。
「・・・こんなに人がいると、移動しずらい・・・。」
俺はそう言うが、仕方のない事である。
「くそ・・・ん?」
俺は人ごみの中で、ある光景を目にした。
「お前はミストガンじゃない事はわかっている。誰なんだ?」
「!!!」
俺が見た光景は
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