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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
兄妹対決!
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!!!!(凄い魔力!!!!)」

奥義で決めるつもりか!!!!

「天ノ叢雲!!!!」

黒い羽の渦が、俺達に襲い掛かる。



ドゴォォォォォォ!!!!


「まずい!!!」

かわせるか・・・!?

「っ!!!」

「!?」

ウェンディが、何かをした。



ドォォォォォ!!!



「・・・!?」

「何!?」

2人は驚いていた。
先程の放った魔法は俺達の少し上に通過したからだ。

「・・・外れた・・・?」

俺がそう思うのだったが、少し考えてみた。

「まさか・・・回復させたのか・・・?」

「・・・・・・うん。」

俺の言葉にウェンディは頷く。
つまりこういう事、シェリアって子は自己回復はできるが、
それは傷のみで、体力はできない。
それに対して、ウェンディは自己回復はできないが、
相手の体力を回復できる。つまり、相手の体力を回復させた事で、
放った魔法の勢いがつけ過ぎて、外れてしまったのだ。

「よく考えたな、ウェンディ。」

「私も・・・いつまでも、
 お兄ちゃんに任せっぱなしじゃないから・・・。」

「・・・・・・そうか。」

成長したな、ウェンディ・・・・・・(心の涙)

「なんて戦法!?すごい!!!」

「そうくるとは思わなかったぜ!!!」

2人共、驚いている。

「だが次はそうはいかないぜ!!!」

ニスイさんはそう言い、飛んできた。

「そりゃああ!!!」

殴りかかってきたが、俺はそれをかわす。

「シェリア!!」

「うん!天神の北風(ボレアス)!!!!」

「「!!!」」

俺がかわすのをわかって、その隙に攻撃か!!!!


ゴオオオオオ!!!!


「おおっと!!!」

「っ!!」

俺は何とかかわし、
ウェンディは飛ばされないようにしっかり俺の服を握る。

「まだまだ!!!黒羽の矢!!!」

黒い羽根が、矢のごとく、俺達に襲い掛かってきた。


スパパパパパ!!!


「このぉ!!陰陽混沌拳!!!!」

俺はやってきた羽を光と闇を纏った拳を連続でやり、
なんとかした。

「ほう。俺達の攻撃をここまで防ぐとは、ジュラさん以来だな。」

「うん。そうだね。」

2人はそう言う。

「あの2人・・・息の合ったコンビネーションだな・・・。」

「そうだね・・・・・・どうする、お兄ちゃん?」

「・・・・・・。」

今、あの人達のコンビネーションの対処法があるとしたら・・・

「2人を引き離すしか・・・ないな。」

「そう・・・。」

だが今のウェンディの体を考えると・・・


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