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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
アホの子ラーミア、大空を行く!
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ルさん。
そして誰も異論を唱えない。
首に幼女をぶら下げて、途方に暮れるお父さん…
大人のナイスバディー美女に変身させて、子作りを楽しむのかしら?
今後のお父さんに期待よね。
「さて…それではお空の旅へと参りましょうか!」
色々準備(特にメンタル面)を済ませた私達(特にお父さん)は、ラーミアに変身を解かせ大鳥に戻すと、順次背中に乗り込んだ。
でもお父さん以外を乗せるのが嫌なラーミアは、あからさまに不機嫌そうな表情をする。
鳥のクセに生意気ね!
きっと人間の姿だったら舌打ちしてるわよ。
「そう言えば、マナ・カナは今後どうするの?」
勝手に双子を“マナ・カナ”と呼び、今後の彼女等を心配するフェミニストパパ。
「「マナ・カナではありません!私達はスフェルとスフェアです!」」
名前、あったんだ…そりゃそうか!
「あ…うん、どっちがどっちだか分からないけど……ともかくどうすんの?此処に残って、処女を守り通すの?」
「何でそう言う聞き方しか出来ないんだ!?」
それは私達のパパだもの…お兄ちゃんにも私にも、同じ血が流れてるのだもの!
「「………分かりません。私達は、ラーミアの卵を守る事を使命として生きてきました…その使命から解放されて、どうすれば良いのか………」」
何だろう…如何なる質問にもユニゾンで答えられる様に、日夜練習していたのだろうか?
常に同じ動きをする気持ち悪い双子だ!
あ!思い出したわ…そう言えば私のお兄ちゃんとお姉ちゃんも双子じゃん!
全然揃ってないから忘れてたわ!
似てるのは面だけだもんね。
「じゃぁさ…新しく出来た町を紹介するから、そこで暮らしてみない?」
フェミニスト心が言わせるのかしら…それとも何時でも口説ける様に、ルーラで行き来可能な場所に住まわせたいだけなのかしら?
「「しかし…私達は、今までこの地で暮らしてきました…都会で暮らす知恵など持ち合わせておりません…そこで暮らす方々に、ご迷惑をお掛けする事になるかも………」」
「あはははは、大丈夫だよ!出来たての町だから、どっちを向いても余所者だらけ? 奇抜な双子が現れても、誰も気にしないと思うよ。それに町長は、僕にとって大事な人なんだ…サポートしてあげてよ。出来る事だけで良いからさ」
う〜ん…分からないわ…
何時もこんな感じで女性に接してるし…
お父さんの口説き文句が効いたらしく、双子ちゃんもラーミアに乗り込みお父さんに擦り寄っている。
「よし、行こう!」
お父さんの掛け声一つで、一気に天空まで舞い上がるラーミア…
あまりの勢いに、落ちるかと思う事が幾度も…
ラーミアの“リュカ以外振り落とす”感がヒシヒシと伝わってくる空の旅だ。
よし…可能な限りラーミアと仲良くしよう!
嫌
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