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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
アホの子ラーミア、大空を行く!
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ミアは神のしもべ…心正しき者だけが、その背に乗る事を許されるのです。さぁラーミアが外で、あなた達を待っています」」
そのままどっかに行っちゃってたら笑えるよね。


「うわぁー!でっかい鳥ー!!ちょ〜可愛い!」
お父さんて大きいのが好きよね…
愛人も全て巨乳だし…

「君のお名前は?………そう、ラミーアって言うの!う〜ん可愛い!!ねぇねぇビアンカー!この子可愛いよぉ!連れて行こうよぉ!!」
大きな鳥に抱き付き、撫で回して愛撫するお父さん…
ラーミアも心地よいらしく、目を細めで擦り寄っている。

「あの…リュカさん…ラー「ちょっとリュカ!そんな大きな子を飼う余裕はありません!食費が凄そうじゃないのよ!」
え!?
何を言ってらっしゃいますのお母様…

私達はラーミアを…目の前の大鳥を連れて行く為に、危険な思いをしてまでオーブを集めたのですよ。
『家じゃペットは飼えません!』的な口調で断っちゃダメですわよ!

「え〜……こんなに可愛いのにぃ〜!」
「ダメよ!プックルを始め、他にも色々居るでしょ!」
居るけど…用途が違うからね!
それとも食費の心配ですか?確かにこの大きさ…大量に食べそうねぇ…

「変化の杖で人間に化ければ、食費はかからなくなるかもね」
私は馬鹿なやり取りをする両親に、呆れ半部分で馬鹿な提案をしてみる。
採用なんてされる期待などなく、『馬鹿か、そう言う事じゃない!』って言ってきたら、『そっちこそそう言う事じゃねーだろ!』って言い返すつもりでした。

「なるほど!マリーちゃんナイスアイデア!」
でもお父さんは指パッチンで私を褒め、変化の杖をラーミアに託し話しかける。
「人間の姿を想像して、この杖を振ってごらん」
ラーミアもクェーと一鳴きすると、杖を加え豪快に振り回しお父さんの指示に従っちゃう…

「はわぁ!?ホントだ、ラーミア人間になったよ!リュカ、ラーミア人間になれたよ!」
どんな想像をしたのか、4.5歳の幼女に化けるラーミアちゃん…
「うわ…本当になれたよ…流石ファンタジー…」
そんな幼女に抱き付かれ、一番ビックリしてるのはお父さん…

「あ〜ぁ…リュカ、責任取りなさいよ!」
責任?…この場合の責任とは?
「リュカ!ラーミア、リュカ好き!ラーミア、リュカの為頑張る!」
大好き!?
もしかしてやっちゃったの?

エルフ・ホビット・異世界人…そして不死鳥。
リュカ・愛人列伝に新たなる種族が…
その名も不死鳥ラーミア!
いきなり抱き付き、撫で回した事に絶大な効果があった様で、ラーミアはお父さんにゾッコンだ!

「…では、ラーミアの事はリュカさんに一任する事にします。異存はありますか?」
「「「「「……………」」」」」
シラケた瞳でラーミアを押し付けるアル
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