座談会後半戦
[8/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
かはアイツ次第。私が四の五の言う事ではない」
緋色の空
「散々困ってこれにした。“メープルからあの人を取ったら何が残る?”」
メープル
「……いいんですか?」
緋色の空
「構わないからこうして聞いてる。これは大事な話だ」
メープル
「私からあの人を取ったら……私はきっと、ここにはいません。あの人がいたから私はここにいて、だから出会えた縁もありますから」
緋色の空
「妹か恋人かの迷いの末。“クロノからナギを取ったら何が残る?”」
クロノ
「何ってなあ…つい最近までもう2度と会えないって思ってたし。けど案外いろいろ残ってたじゃん?そりゃ辛いし寂しいし、思う事も山ほどあったけど……今一緒にいられるから、今はもしもの話より今を考えたいかな」
緋色の空
「お、大人だ…大人がここにいる……!」
クロノ
「一応今ここにいる中で最年長だし。ヴィーテルシアの年齢解んねえけど」
緋色の空
「頑張れ私負けるな私。“ヴィーテルシアからティアを取ったら何が残る?”」
ヴィーテルシア
「ティアに消えろと言われれば従うまでだ。絶対に泣くが」
緋色の空
「泣くのね」
ヴィーテルシア
「きっと、その時は俺には何も残らん。今のこの名も、ギルドの紋章も、この姿も。ギルドで過ごした記憶だけだろうな、残るのは。……まあ、もう何度も経験した事だ。とっくに慣れている」
緋色の空
「……」
緋色の空
「君に決めた!って事で。“アランからライアーを取ったら何が残る?”」
アラン
「まず心がへし折れます。1人で苦労を背負う事になるので精神面でも体力面でも疲れ果てます。そして最終的に塞ぎ込んで外に出なくなるかと」
緋色の空
「何かいろいろ失った!?」
アラン
「あんまりウェンディとココロを心配させたくないですから、1人になっても出来るだけ頑張りますけどね」
緋色の空
「1番悩んだかもしれん。“ココロからウェンディとシャルル、アランを取ったら何が残る?”」
ココロ
「!…寂しいです」
緋色の空
「素直でよろしいけどそうじゃないのよ、何が残るかって事」
ココロ
「…いなくなっちゃうのは寂しいですけど……皆と過ごした思い出は、ちゃんと残ってます。だから、また会えた時にちゃんと笑えるように、1人でも頑張って…きっと、何にもなくなりません。なくなるものなんて、ありません」
緋色の空
「はい皆さんご苦労様!さて次はー……おや、私かいな」
ルー
「私って、緋色の空?」
緋色の空
「それ以外の私って誰ですかね」
アルカ
「赤色エネミー」
スバル
「祈鈴」
クロノ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ