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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
24 決戦準備
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グリラを攻略します。
その為、ここで敵の空中戦力を消耗させないといけません」
ギルバルド侯爵が私に質問を投げる。
シャロームの領主としてではなく、ビーストマスターとして部隊を育成している彼はLユニットを何処に投入するか知りたかったのだろう。
「具体的にはどうするのだ?」
「基本的には籠城です。
シャングリラがある以上、彼らはその空中部隊を遠慮無く各都市に振り向けてくるでしょう。
アーチャー・レンジャー・アマゾネスの弓で迎撃するだけでなく、ゴーレム部隊を編成してグリフォンやワイアームを潰してもらうのです」
「ゴーレム?
どうやって?」
皆の目の前で私は物を投げるそぶりをした。
それで、一同理解する。
「巨石を投げるんです」
マジックユーザーはALIで最初の選択が有る。
魔法は人には過ぎたる力なのはこのオウガバトルでも同じで、ALIが低くならないと魔道を極められないという因果な職なのだ。
秩序と混沌もしくは善と悪なんていい方をされるやつだが、ゲームではALIの高いユーザーはウィザードにはなれない。
その救済職という形で、ドールマスターという職ができている。
アッシドクラウドという全体攻撃魔法で序盤に活躍するが、それしか魔法が使えないのでゴーレムの補正がつくという形で救済が図られている。
これが現実にどう解釈されるかというと、魔法の考え方になる。
全部個人で片付けるか、別の力を使うかだ。
ゴーレムというのはその象徴なのだ。
ドールマスターからエンチャンターにクラスチェンジするが、その先がタクティクスオウガで出たウォーロックになる。
「ドールマスターを防衛に使います。
戦力はこちらが少ない以上、彼らも投入しないと防衛できないでしょう」
天空シャングリラ攻略のためには、グリフォンやワイバーンという飛行ユニットの輸送が欠かせない。
そして、それを護衛するホークマンやバルタンはこちらのほうが少ない。
かれらをシャングリラ攻略に使う以上、制空権は帝国軍の方にある。
市街戦になった時にLユニットがあるのと無いのではまったく話が違うのだ。
「宰相の言う事は理解したが、ジャイアントやトロールでは駄目なのか?」
ナーナ様が次に私に質問を投げかける。
ある意味想定していた質問なので、私は即座にその疑問に答えた。
「そのジャイアントやトロールには別の仕事をしてもらう予定なのです。
ポワチエからリモージュの連絡線確保という仕事を」
魔女デネブを得た事で、パンプキンヘッドを戦力化できたのはこちら側の大きな利点だ。
彼らは囮であると同時に、歩く食料でもある。
補給拠点である城塞都市ロモランタンから各拠点に彼らを歩かせ
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