第十八話 王子の目
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……それに殿下の為なら、私……」
「……」
フランシーヌは、何かのスイッチが入ったように積極的になり、匂い立つような色気を発した。
(このままでは非常にまずい)
押さえが利かなくなってしまう……
泣きそうなカトレアの姿を脳内に作り出し煩悩を押さえ込んだ。
「ととっ、ともかく! 人質のみんなを助ける為にも、杖を探そう!」
「……そうですね」
何処か残念そうな顔をしながらマクシミリアンに続いた。
(フランシーヌって、こういう娘だったのか?)
女の子って生き物が、ますます分からなくなった。
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