【ソードアート・オンライン】編
132 【ガンゲイル・オンライン】
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
の向こうには所狭しと銃という銃が並んでいた。
(ふむ──っ! ……これ≠ヘ…)
じっ、とショーケースを流し見ていると、ピン≠ニくる武器をショーケースの端の方に見つけた。……その銃≠ヘ今世、前世、前々世を含めて初めて買ったモデルガンと同型だった。
……前々世の思春期に──確か中学生くらいの時に、一時期皆してサバゲーにハマってその銃の愛称≠ェ思春期特有の感性──俗に云うところ厨二精神(チューニ・スピリット)≠擽ったものである。
「よし決まった」
「“Vz61”か…。良いと思うよ? ……えっと、確か──≪スコーピオン≫が愛称だったけ?」
ピーチが言った様に、俺が手に取ったのは小ぶりな機関銃──“Vz61”と銘打たれた短機関銃。≪スコーピオン≫とな愛称の由来は、銃床を折り畳む際、前方に持ち上げて回転させる様子が尾を振り上げる蠍の姿≠連想させる事に起因しているらしい。
……ちなみに銃としての仕様は以下の通り。
――――――――――――――
種別:短機関銃
口径:7.65mm
銃身長:112mm
使用弾薬:32ACP弾(7.65×17mm弾)
装弾数:10・20・30発
作動方式:シンプルブローバック・クローズドボルト
全長:270mm(517mm)
重量:1,280g
発射速度:750―850発/分
銃口初速317m/s
――――――――――――――
「能力構成≠ヘもう決まってる?」
「ああ。能力値は取り敢えずは無難にDEX∞AGI≠ノ──技能は“軽業”と“弾道予測拡張”に振って、走るガンナー≠目指すつもりだ」
「うわ、夢が無い…」
ホクホク気分のところ、ピーチにそう訊かれたので、考えていた事をそのまま口にしたらピーチにドン引きされたのはご愛敬か。
……その後は、ピーチが現実での用事を思い出したらしく、ログアウトする前に明日また会う約束をして──ピーチからギャンブルの出来る場所≠訊いてからその日は解散した。
SIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ