【ソードアート・オンライン】編
132 【ガンゲイル・オンライン】
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くれている少女──ピーチに、死体蹴りの様に事実を突き付ける。
……まだ落ち込んでいて、地面とにらめっこしながら綺麗な藤色の髪を地面に垂らしてしまっているピーチを見ていると、封印してしまって幾久しい嗜虐心が涌いてきそうになり、ピーチの頭に足を乗っけたくなるが──そんな悪癖は、直ぐ様彼方に捨てた。
(どうしたものか…)
話を聞いているに、ピーチはそれなりに【GGO】のプレイ歴が長いと云う事はなんとなくだが感じられる。……なので敢えて逆ナンされると云う選択肢も──水先案内人としてピーチに【ガンゲイル・オンライン】≠レクチャーしてもらうと云う選択肢もアリなのかもしれない。
「あのさ──」
………。
……。
…。
逆ナンから始まった、俺にとっての【ガンゲイル・オンライン】=c。……下の会話を見たら判るかもしれないが──結局のところ、俺はピーチに逆ナンされ、ピーチから【ガンゲイル・オンライン】と云うゲーム≠ノついてレクチャーされている。
「ここが現在地──【SBCグロッケン】」
「ほうほう」
今はゲーム内の地理をピーチから教えてもらっていて、やはりと云うべきなのか、現実世界≠ナ触り程度に集めた──ただの知識≠謔閨A【GGO(こっち)】≠ナ経験者から直截聞ける──活きた知識≠ヘ雲泥の差であった。
……百聞は一見に如かず>氛氓ニは故人はよく云ったものである。
「……ティーチ君のこれからの展望は決まってる?」
「ああ。大体は──だがな。……だがまぁ、それよりも取り敢えずは武器を手に入れないとお話にならないだろう」
「それもそうだね」
ピーチの言葉からいつの間にか堅さは取れていてフランクな話し合いが出来ている。……一応断っておくがピーチには、俺に現実で彼女が居る事を伝えてある。それからと云うもののピーチは逆ナン≠ゥら初心者へのレクチャー≠ノスタンスを換えてくれた。
……どうやらピーチにはおせっかい≠フ他にも、お人好し≠フ属性が付いているらしい。
「じゃあ武器屋に行こうか」
「了解」
二人して意気軒昂と武器屋に向かうのだが──あくまで俺は【ガンゲイル・オンライン】に於いては初心者≠ナある。その事を──お金≠ェ全く無いことに気付くのはそう時間の掛かる事ではなかった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
取り敢えずピーチからいくらか先立つもの(クレジット)≠借りて武器ショップに突入。……するとそこには──さすがは銃の世界≠ニ簡単するべきなのか、ショーケース
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