【ソードアート・オンライン】編
132 【ガンゲイル・オンライン】
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……どうやら俺の立ち振舞いは相当に初心者¥Lかったようだ。その辺りについては後々にはなるが反省しておく事を心に決めた。
「あ、いえ別にどうこうしようとか──そういうわけじゃないんです。……ただ、現実で彼氏にフラれて八つ当たり気味に狩りをしようとしてたところにレアアバターである貴方を見掛けたので声を掛けさせてもらいました」
現実で彼氏にフラれてしまったらしい少女は、彼氏にフラれた時の状況を思い出したらしく、そこから少女は訊いてもいない事を──悪く云えば愚痴をばら蒔き始める。……俺からしたら反応に困る──良い迷惑である。
「大体──な・に・が! 悪い。お前には付いていけなくなった>氛氓セって…? 【GGO】に誘ったのはお前だってのに、ちょっとばっかし私が強くなったら別れる…? ……はっ、そんなチキンミリオタこっちから願い下げですよーだっ」
「お、おう…」
(……ん? ……どこかで会ったような…)
止まらない少女のマシンガントークを右から左に聞き流していると、次第に少女の口調が崩れていく。ふと──ナゾの懐古感に見舞われたのはそんな時の事だった。……もちろん、そんな口調の女の子に会ったことがあるわけじゃない。
今の感覚を表すなら、その昔【SAO】内にてヒースクリフ=茅場 晶彦≠フ等式に──直感的に気付いた時の感覚に近い。……となると、俺はこの少女に現実世界≠ナ会った事があると云う事になる。それもただすれ違っただけ、とかではでななく──対面してある程度の会話したような人物。
……ヒースクリフ=茅場 晶彦≠ノ無意識下だが気付いたのは、茅場 晶彦と云う人物≠ェあまりにもズレていて>氛沒チ徴的だったからその等式を直感するのは難しくなかったが、この少女からはそこまで強い印象を受けない。
(裏表が激しい人物∞女性?>氛气Jットカット)
脳内で目の前の少女について検索していくが、リアルの詮索はマナー違反なので、俺もその少女に釣られたのか──横路に逸れていた思考を切り捨てる。……それからその少女を宥める作業に取り掛かるのだった。
………。
……。
…。
「君の名前は《Peaeh(ピーチ)》で、現実世界≠ナ彼氏にフラれてうらぶれているところに俺を見付けたと…。……そしてレアアバターな俺を、言い方はアレだが──逆ナンしたと…」
「止めて! 改めて相手から言われると、私の立つ瀬が無くなっちゃうから止めて!」
さすがに先程の人の往来がそれなりに激しい大通りから一本外れた細道に場所を移して、目の前で見事としか云い様の無いorzポーズ≠見せて
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