【ソードアート・オンライン】編
129 菊岡からの依頼
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み砕いた後に吐き捨てる。……【SAO】事件′o験している和人のその拒否は、人外≠ネ俺は云うに及ばず──常人≠ニしては正しいものだった。
……だって俺は、この事件について和人が動くなら俺も動こうかな≠竅A人間は割とどこでも死んでるしな>氛氓ュらいにしか、今のところは思ってないのだから。
……しかし菊岡さんは諦めてないようで…
「ここの支払いは──」
「和人の持ち合わせがないなら俺が出そう」
ここの支払い≠楯にしてきた菊岡さんだったが、俺が助け舟を出す。……こんな詐欺紛いの交渉は認めてやらない。菊岡さんには通すべきスジ≠ェあるはずなのだから。
「真人君──いや、そういう事か。……頼む、この通りだ」
「ちょっ…?」
和人に助け舟を出した俺を、光の加減か──眼鏡を光らせながら見た菊岡さんだったが、漸く俺の意図を悟ったのか和人に向かって頭を下げて頼みこむ。……しかし和人は年上≠ゥら頭を下げられる状況に馴れてないのか、驚いている。
……ちなみにもう1つの現実≠ナもあったアインクラッドは現実世界≠ニは違って柵の無い状況だったのでノーカウント。「升田 和人≠ニ《Kirito》は別人だよ」──とは和人の言である。
閑話休題。
「……とりあえず、頭を上げてくれ。訊きたい事もある」
「なんだい? 僕に答えられるものならなんでも訊いてくれ」
そう菊岡さんに頭を上げさせる和人。それの流れ自体が菊岡さんの思い通りにコントロールされている証左なのだが、そこは敢えて語るべきでも無いのでスルー。
「……俺が断ったらこの話は誰に行く」
「どうして僕が君達二人を呼んだのか>氛氓サれが答えだよ。……真人君なら報酬≠用意すれば動いてくれるからね」
「……判ったよ。その依頼受けよう。……ただし【ガンゲイル・オンライン】とやらのソフトはそっちで用意してくれ」
和人は、その場合≠ノなったら、俺が受ける事を見越したのか菊岡さんからのおねがい≠ノ頷いた。……【SAO】クリアした当時、菊岡さんに借り≠作ってしまったのか、和人は菊岡さんに頭が上がらないらしい。
結局その日は、ケーキを摘まみつつ、3人で幾つかの話──主に、今回の事件の現実的な起こし方%凾検証しているうちに和人がタイムオーバーになったので、3人での話し合い≠ヘお開きとなった。
SIDE END
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