暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
129 菊岡からの依頼
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ていたりするのどうでもいい話である。

……その後は、二人してめちゃくちゃ注文した。

………。

……。

…。

「さて、本題に移ろうか」

真人兄ぃが注文したレギュラーコーヒーとモンブラン、ショートケーキ、チーズケーキ──そして、俺が注文したストレートティとミルフィーユ、シュークリーム、ショートケーキがテーブルの上に揃った頃、菊岡がそんな風に切り出してきた。

……ちなみに、真人兄ぃと俺とでショートケーキが被っているのはここに来る=ショートケーキを注文する≠ニ云うのが我が家の教えだからである。……それ程、この店のショートケーキは美味なのだ。

閑話休題。

「……君達はアミュスフィアで人を殺せると思うかい?」

ショートケーキに乗っている苺は真っ先に食べる派≠ネ俺と真人兄ぃは、二人して──ほぼ同時に、ショートケーキの上に乗っている苺にフォークを刺そうとした時──俺と真人兄ぃのシンクロしていた動作を見たらしい菊岡は、苦笑を浮かべつつそんな事を()いてきた。

「……それはアミュスフィアで殴打して──みたいな話じゃないんだよな?」

「それはもちろん」

菊岡の語り振りからしたら──そんな判りきった事を訊いてまたが、やはりと云うべきか違っていた。そして、そんな菊岡の語り振りから、更に何か≠感じたらしい真人兄ぃが口を開く。

「……それはつまり、ナーヴギアの件のような人死に≠ェアミュスフィアで起きて、その事件(?)を(おかみ)が気にしている>氛氓トところか」

「大体そんなところだけど更に語ろう。……【ガンゲイル・オンライン】と云うゲームの中で──VR世界で弾丸を撃ちこまれたプレイヤーが現実世界でも死んだみたいなんだ。……まるで──」

「【SAO】事件≠ンたいに──か?」

真人兄ぃの推察は大筋では当たっていたらしく、菊岡は註釈を入れながら訂正する。

……だがしかし、菊岡の口からあの事件♀ヨ連の事を聞くと、どうにも具合が悪くなりそうだったので、菊岡の言葉尻を奪うようにあの事件>氛汞【SAO】事件≠フ事を口にして菊岡の口から聞くよりかは幾分か忌避感を緩和させる。

「……まぁ、心停止を起こしただけみたいなんだけど──話が逸れたね。……二人は【ガンゲイル・オンライン】と云うゲームは知ってるかい?」

「さわり≠セけ──と乃愛からならな。……確か現実(リアル)で稼げるVRMMO>氛氓サんな感じの触れこみだったか? あとの詳しいことは知らん。……それにしても心停止か…」

菊岡は俺の言葉に1つ頷き、今度はそう訊いてくる。【ガンゲイル・オンライン】。……俺はそのゲームについては知らないが、真人兄ぃの知識
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