【ソードアート・オンライン】編
128 リア充タイム
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ると、師匠がこの模擬戦の幕を降ろした。
………。
……。
…。
「何、今の?」
「あれは縮地の一種──だよね? 真人君」
「はい、師匠の仰る通りです」
「おおっ!」
師匠は、さすがに──今の時代に在るかは判らないが、他流試合で見たことがあったのか、縮地法≠ヘ存じていたみたいだった。そして稜ちゃんは俺の肯定にすごっ!>氛氓ニでも言いたげに稜ちゃんは声を弾ませた。
「……とは云っても、体技の延長上にある──悪く云えば小細工程度のものなんだけどな」
氣≠ネどの不思議エネルギーを使えば瞬動術≠邃氛氓サの上位互換である縮地≠ェ使えるが、この平和な世界でそんな物騒な技術が使える事なんて、態々説明することでもないだろう。
「さぁ真人君、次は僕とだよ。……あ、そろそろ新しい技も授けようか。……【SAO】事件≠ェあったから、確かまだ“牡丹”くらいしか教えてなかったはずだしね」
「了解です」
「……あ、確か稜も双月流≠習い始めてから真人君と同じくらいに──そろそろ2年になるね。だから稜に対して教授も先に進めるから、今から真人君と行う打ち合いを見ておく様に」
「了解」
その後は師匠の言う様に、師匠から新しい技を教わったりしながら平穏無事な休日の昼下がりを過ごした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
蒼月家にて師匠から新しい技を教わって数日。俺は東京駅で待ち人達を待っていた。……待ち人達>氛氓ニな表現の通り、複数系である。重ねて云えば、その待ち人達とは公にはしにくい関係を結んでいる。
……敢えて直截的に言うのなら、待ち人達──恋人達≠ニのデートの待ち合わせだった。
(来たか…)
【SAO】事件≠ナブランクのあった仙術≠熨Qく以前の様に使える様になってきた今日この頃。仙術≠フ気配探知能力を暇潰しを兼ねつつ研鑽していると、探知範囲内>氛汢エを中心とした半径約500メートル内くらいに、前世からして覚えのある°C配が入ってきた。
属性は炎≠ニ、龍>氛氓ニ云うよりかは蛟に近い龍八体≠ェ、その気配と同居していた。……八体の炎竜≠ゥつ識っている気配=Aその二つに合致した人物はこんな平和な世の中では1人しかしらない。……結城 乃愛だ。
……ちなみに、前世──ハルケギニア時代からユーノ・ド・キリクリの気配を覚えていたが《Yuhno》に初めて逢った時ユーノ・ド・キリクリ=《Yuhno》≠セと気付かなかったのは、仮想世界では感覚的な気配察知≠ヘ出来ても、仙術を用いた気配≠ェ出来なかったか
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