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システム外武器
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た。

「あんた、何でこんなのばっかり集めてるの?武器収集が趣味?」

「いや、武器なんてこいつで十分」

 そう言って後ろの両手剣に視線を向ける。

「それ、ドロップ品?」

「ああ、銘が《フェーロ・プラス・グラヴィターティ》、六十三層のボスドロップ」

 そう言うとリズベットの目が燃え出してなんか、ドロップ品よりもいい武器を作ってやると職人魂を燃やしていた。それを無視して武器を一つずつしまっていく。

「じゃあ、そろそろあの武器の使い道、教えてもらおうじゃない」

 そう言って、椅子から立ち上がって目の前に来る。

「わかったよ、でもその前に付加できるか確認したいんだが」

 そう言ってある物をオブジェクト化させる。

「何これ、結晶?って、蘇生アイテム!?」

 リズベットに渡したものは《還魂の聖晶石》だ。

「それをこの武器に付加させたいんだが出来るか?」

「何でそんなことさせるの!?超レアの蘇生アイテムじゃない!!」

「これから先は結晶無効化空間が多くなる。だから、結晶体よりも武器に付加できるならさせておきたいんだ」

 そう言うとリズベットは、しぶしぶ了解した。

「分かったわよ。出来たらしてあげる。でもその前に名前を教えなさい。ユキやアスナと友達なら私とも友達でしょ」

「なんだよそれ……。まあ確かに、俺はリズベットの名前知ってて、教えてないのもおかしいからな。俺はゲツガ。よろしくな」

「よろしく。あと、リズでいいわ」

 そうやって遅い自己紹介を終わらせる。そのあと槍を一つリズに渡す。

「じゃあ、作業するから待っといて」

 リズはそう言ってまた工房に消えていった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 数分したらすぐに来た。持っていた槍は形が変わり先ほどよりも淡い輝きを放っている。

「出来たわよ。銘は《アライブ》。生きるって意味ね。どうやら付加も出来たし、成功したわ」

 そう言って槍を貰い、ストレージに入れる。

「よし、じゃあ行くか」

「そうね、あんたの隠してるものを見させてもらうわ」

 そう言ってゲツガたちは近くの森に向かった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「それじゃあ、あんたの隠してるもの見せてもらおうじゃない」

 森の奥に来た瞬間、リズは開口一番にそう言った。

「分かったよ。作らないといけないから待っとけ」

 地面に座り、武器を取り出す。取り出したのは、先ほど作ってもらった《ディアウス》と《プリティヴィー》だ。それの柄に部分にたまに店で見かける両方に穴が開いている丸い武器をかけるために使用する物をつける。そして、剣の穴に伸縮性のある《モス・ロープ》を巻きつけ
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