一誠SOS
神殺しの毒×エリクサー
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としているので会話不能である。ドライグらもサマエルに力を託した事で眠ってしまったが、サマエルは毒に対抗するワクチン開発をしていた所だ。今の所大丈夫だが、何時心拍停止となるかが不明。
『一応言っとくけど、皆の回復魔法は確かに毒へと向かったけどそれは一誠の体力を回復しただけに過ぎない。でも体力が回復された事で、免疫力が極端にアップした事だから対抗策を練る時間を確保されたと言う感じだよー』
「サマエルがまともに喋っているのは初めてかも」
「と言う事で織斑様を集中治療室から個室へ移動させますので、皆様も一緒に来て下さい。後程、現魔王様らがこちらへ来ると思いますので」
「一誠・・・・頑張って」
ストレッチャーで個室と言うより、VIP専門の病室に向かった一誠を後ろで見ていたがアスモデウスやレイヴェルはパソコンが使えるフロアにて必死に情報収集をしていた。神殺しの毒に効く薬を探したり毒の分析をしていたし、ベッド周辺にはレヴィアタンが額にやるタオルを何度も凍らせて冷やしてた。助かる見込みは無いが、奏らもこちらに向っていると言う事なのでCBは過去にあったデータを照らし合わせていた。
「レヴィアタン、熱は下がりそうか?」
「何度もやっているけど、あの時とは大違いな程の高熱よ。だから私が何度も凍らせて冷やすしか方法が無い以上、私も信じているからね」
「一誠、皆の心は一つとなっている。必ず救い出すぞ」
「アスモデウスとレイヴェルで、様々な毒や効果のある薬を照合中だが間に合うのか?」
ルシファー達がそう言っても意識は相変わらず回復しない一誠だったが、あれから数時間は経過した。面会謝絶となっていたが、ここでサーゼクス一同が来た事を知ったシーグヴァイラ先導の元案内されていた。グレモリー眷属の顔は心配と涙で目を赤くしていた者達で、扉前に警備員が配置されていたがシーグヴァイラによって通された。
「イリナ、一誠さんの様子は?」
「目を開けてくれないけど、幸いまだ毒に対抗しようと一誠君は戦っているとサマエルから聞いたわ」
「そこまで重傷なのか・・・・俺らも面会出来るのか?」
「本来ですと面会謝絶となりますが、関係者なら面会出来ますが皆さんお静かにお願いします」
駒王学園に行っているはずのグレモリーとシトリー眷属も来ていた事で、ソーナが驚くがここは病室なので静かにしていた。そんで病室に入ると全員入れる程な広さだったので、リアスと朱乃が心配そうに見ていたがここで主治医も来た事で今後についてを話し合う場ともなった。
「現在、織斑様の意識回復までの見込みはありません。毒に対抗する為、白血球が通常よりも倍になっています。神殺しの毒による吐血と全身に毒が回っているのに、心拍停止しないだけでも幸運でしょうな」
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