一誠SOS
神殺しの毒×エリクサー
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関わらず電話とパソコンを開いていた。何やら緊急性を感じていたが、アグニ達がしばらく見ているとアスモデウスが告げた。
「アグニ達は私と一緒に、人間界にある病院へ行くわよ!」
「その顔と声で分かるが何やら緊急性のようだが?」
「今は早く病院へ行った方がいいから、話は後程詳しく話すわ!ルシファー達も来ていいけど、他の者は連絡があるまで待機しといて!」
アスモデウス先導の元、人間界にある大都会東京にある一番大きな病院に向かった。で、集中治療室前にいたヴァーリ達がいたが何やら重体がいると察した。
「ヴァーリ!何があった?」
「一誠が意識不明で瀕死となっていて、発見時には吐血していたそうだ。何よりも原因は神殺しの毒により蝕まれていると、ドライグから聞いたよ」
「な、何だと!」
すると集中治療室にいた先生が出て来たが、俺らとルシファー達の事を知っているので簡潔に話した。
「先生、一誠は?」
「残念ながら回復する見込みがありませんが、我々は織斑様が倒れられたと聞いてすぐに治療をしていました。ですが聞いた所によると神殺しの毒によって、全身蝕まれている状態なので正直言って回復方法が不明であります」
「そんなー!じゃあ一誠君は死んじゃうの?」
「残念ながら分かりませんが、何時心拍停止になっても可笑しくない状態なのです。どうやらドライグ達によって毒の効果を遅延させているようですが、普通の人間なら即死ですが織斑様は必至に毒に対して戦っています。このまま毒を浄化させたとしても、弱った身体をどうやって回復かは意識回復した織斑様次第となります」
皆無言になってしまったが、イリナ達は昨日まで元気な姿だったはずなのにこんな事になってしまうとは。冥界の危機を救った英雄でもあるが、ここで瀕死状態のまま保っても回復する見込みがない事は同じだ。するとシャルロットが閃いた事で、無菌状態の集中治療室に入る事となった。ここにいる全員分の力を結集させれば回復出来るのでは?とね。
「全員の力を一つにして、一誠を救いたいと思え。我らの主を救う為に」
『了解』
皆の手を重ねてから力を結束させて、回復魔法をルフェイとゲオルグが行う事で力を一つに集めた。そして一誠に捧ぐ事で治療室は光に包み込まれたが、注いだ結果として回復したかは一誠の意識回復次第。アグニ達が人間界で力を注いでいる時、駒王学園ではいつもと変わらない雰囲気だったがアーシアとゼノヴィアはいつも通りに来る一誠達が居ない事に心配をしていた。
「あー兵藤は家の事情により、しばらく休むと家から連絡来た。それと同時にルシファー、アガレス、紫藤も今日は休みとする。詳細は言えんが、四人共出席扱いとしてあるのでな。そんじゃホームルームをするが・・・・」
「皆さんどうさ
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