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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter44
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ムラキス提督…こいつが俺の武装隊の提督だった男であの国の秘宝回収任務の最高責任者であった人物だ。

しかも今回のことでもトップとは…こいつとはここで因縁をはらすいいきかいだ

「もう俺は局員じゃない、それじゃあな、首を洗って待ってろよ」

そう言い残してから通信機を叩ききり俺は拠点へと戻っていく。

空から拠点へと飛び降りると近くにいた圭がこちらに近寄ってくる。

「先輩大丈夫ですか」

圭の表情は心配している顔をしており、俺のバリアジャケットには返り血が付いていたりする。

「大丈夫だよ…別に攻撃を一度も食らったわけじゃないしさ」

「…そうじゃないです、私が心配なのは先輩がまた人を…」

…圭が言いたいことは精神的な問題のようだ。

「大丈夫だといったら嘘になる…俺はあのとき子供達を手にかけようとしたことで逆上して…警告もなしに命…奪った」

俺の脳裏には先程の怒り振るう俺の光景が浮かび上がる。

「俺の力は奪うためじゃないはずなのに…」

俺はこの力で何人もの命奪った…

俺が自分自身の信念を突き通す中奪う命はもっと多くなるだろう…

こんな苦悩していたら信念を突き通すなんて到底不可能だ…

だが怒り任せで戦ってはいけない…そう心に決めた。

「地上の魔導士部隊は自衛隊が全滅させたって、奇襲みたいだったらしいけど先輩が気づいたお陰て被害はなにもなかったみたいです」

「そうか…」

報告を聞いて笑みをこぼす。

誰も死んでない…その事で少しほっとした。

「月宮雄也くんだね?硲少佐が応援室でお待ちしております、至急来てほしいとのこと」

「…硲さんが?…さっきの一件についてか」

俺は自ら硲さんの呼び出し理由を推理すると直ぐに返事を返す。

「それじゃあ直ぐに向かいます」

そういうと自衛隊員は何処かへといき、武装を解除すると俺は応援室がある校舎へと歩いていく。

「あっ!私もいく!」

「雑談しにいくわけじゃないんだぞ」

「そんなぐらいわかってます!」

どうかんがえても離れそうにないので連れていくことにして俺達は応援室にの前にやって来た。

「失礼します!雄也です!」

「雄也くんから入りたまえ」

硲さんに言われて入室し硲さんの前に立つ。

「…彼女は」

「圭は、俺のパートナーです、彼も同行したいと申しましたので独断ですが連れてきました」

圭をつれてきた経緯を簡単にはなし、呼び出された本題にはいる。

「まずはありがとう、雄也くんが警告をしてくれたお陰でこちらは被害が出ずにすんだ…」

「いえ、それでもあっちから攻撃されるまでわからなかったのは事実ですし」

「それと…すまない
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