第六章
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帯も買い換えてね」
そうしたことも話してだ、村長と孫娘は二人を笑顔で送った。二人は村からウラジオストクに戻りシベリア鉄道に戻った、そして車内においてウォッカを飲みつつ話した。
「いい論文を発表出来そうだね」
「そうだね」
「いい調査が出来たよ」
「今のナナイ族の人達が」
「そして残っている文化も観られた」
「満足すべきだね」
ウォッカで赤くなった顔で満足して話しつつ戻るのだった、二人にとっては最高の調査となった。ただ。
「まあ海面のことはね」
「普通だったね」
「第一の目的だったけれど」
「そちらはね」
最大の目的についてはこうしたものだった、それはそれであった。
エレンゲレクキ 完
2016・2・25
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