暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?女子は相身互い
[8/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ト、咲耶にも聞いてみて!」
「足掻くのはよせ。どの道、君が盗撮するのをみんなが知っていようが知っていまいが、注意していようがしていまいが、盗撮したことには変わりなし。シャル。次の誕生日、俺からのプレゼントは無しな」
「みゃっ!? そんな殺生な!」
「はーい。この話は終了〜。はやて、みんな。良い海水浴を」
そう言ってルシル君は男子グループのところに向かった。ガクッと四つん這いになって落ち込むシャルちゃん。そんなシャルちゃんに「えっと・・・。やっぱり許可は必要だよ」なのはちゃんが声をかけた。
「うぅ〜・・・。だって〜」
「シャルさん。諦めもまた大事ですわよ」
「あぅ〜。時間を戻したいよ〜」
そんなこんなで、海水浴が始まった。クラス単位で集まって準備運動。そのあとは時間まで好きなように過ごして良いことになってる。私たち7・8班は一緒になって、競泳をしたり、浮輪を使ってのんびり浮いたり、ビーチバレーをしたり、いろんな方法で海水浴を満喫した。定められた休憩時間の後、もう一度海に入って遊んでいると、ドォーンって大きな音と一緒に少し離れたところに水柱が立った。
「な、なんですの!?」
「こんな事が出来るのって・・・」
「うん。ルシル君だけよね・・・」
さらにドォーンって大きな音と一緒に水柱が立ち続ける。はやてちゃんが『今の水柱、ひょっとせんでもルシル君・・・?』ルシル君に念話を送った。
『ん? そうだけど』
『ルシル。もしかして魔法を使ったりなんかは・・・・?』
『あはは。そんなわけないだろ、フェイト。純粋な技術だよ。水斬りって言うらしいんだが』
またドォーンと水柱が上がって、男子たちが楽しそうにはしゃいでる。とここで『ねえねえ、どうやるの!?』アリシアちゃんが水斬りの方法を訊くと、『それはだな・・・』ルシル君はその方法を話した。すると早速、アリシアちゃんは真似を始めるわけで・・・。
『最初は脱力気味に。途中はゆっくりで・・・。打つ時に鋭く加速させて・・・。その流れを速く、そして力を入れれば・・・』
ルシル君に教わった通りにアリシアちゃんがやるんだけど、「あれ・・・?」失敗のようで水が少し爆ぜる程度で終わった。咲耶ちゃんは「何をしてるのですか? アリシアさん」そう訊ねる。
「ちょっと、ルシルの真似をしてみようかなって。よ〜い〜せっ!」
「あたしもやってみようかしら」
「あ、私も」
アリサちゃんとフェイトちゃんまで水斬りに参加。さすがに3人となると結構派手な水しぶきが上がり始めて、私たちまで注目され始めちゃった。しかも回数を追うごとに水柱の高さが上がっていって、さらに勢いも強くなってく。爆ぜた水がまるで土砂降りの雨のように降ってくる。
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ