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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?女子は相身互い
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蒸す。そうすることでご飯が掬い易くなるから。そして・・・
「7班特製カレー、かんせー!」
アリシアちゃんがお皿にご飯をよそって、カレーを掛けるとそう高らかに声を上げた。私とアリサちゃんと咲耶ちゃんはパチパチと拍手。それから私たちもご飯をよそってカレーをかける。食べる場所は炊事場の近くに設けられてる食事場。木組みのテーブルと長椅子が2脚で、一度に6人掛け出来そうな大きさだ。
「カレールーに底の焦げが浮いてきてる・・・」
「だぁ〜(涙)」
「米の芯が残っててまずい・・・」
「やっぱり男だけじゃまともに料理できないんだよぉ(泣)」
他のテーブル席から男子たちの悲鳴や泣き言が聞こえてくる。そんな中で「いただきます!」私たちは手を合わせて挨拶していると、「なのはちゃん達も無事に出来たようでなによりや」隣のテーブルにはやてちゃん達が着いた。
「うん。去年の林間学校でも作ったし、あれからどうすれば上手くご飯が炊けるかも勉強したから」
「やっぱり何事も復習さえすれば次は上手く行くよね〜」
「「「ね〜」」」
それから私たちはお互いの班のカレーを食べ比べしながら昼食を終えた。やっぱりはやてちゃんの料理の腕にはまだまだ敵わないってことは判った。ちなみにルシル君の班は何事もなく上手く作れたみたいで、亮介君たちからは「美味っ!」絶賛の声が上がった。
そのおかげで、カレーやご飯作りに失敗しちゃった他の男子の班が集まって来ちゃって、僅かに残ったルシル君のお手製なカレールーの争奪戦が始まっちゃって、それはそれは大騒ぎになったのはまた別の話。
†††Sideなのは⇒すずか†††
お昼を食べて食器や調理器具を洗って後片付けを終えた後は、1時間の自由時間。コテージ村の少し奥にある平原(他のクラスの居るコテージ村に繋がってる)でボール遊びをしたり、寝転がって日向ぼっこしたり、好きなように遊んで時間を潰すアウトドア派の子も居れば、コテージでお喋りしたりするインドア派の子も居る。
そして私、シャルちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃんの8班と、なのはちゃん、アリサちゃん、アリシアちゃん、咲耶ちゃんの7班は合流しての8人で、フライディングディスクを同時に2枚飛ばして遊んでる。
「行ったよ、フェイト!」
「すずかさん!」
「うん!」「はーい!」
シャルちゃんのディスクはフェイトちゃんへ、咲耶ちゃんのディスクは私へ飛んで来た。私は落下地点を予測してそこに走るけど、フェイトちゃんはいつかの体育でのドッジボールみたくハイジャンプして空中でキャッチ。
「いつ見てもとんでもない運動神経と言いますか身体能力と言いますか・・・。フェイトさんとすずかさんは何気に子供やめてますわよね」
咲耶ちゃんがポツリと漏
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