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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?女子は相身互い
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(確か冷蔵庫には自販機で買ったお茶を入れても良いんだよね)
水筒のお茶は今日1日分だから、明日の分の飲み物は自販機で自由に買っていいってことになってる。室内をぐるりと見てコテージ内を4人で確認してると、「ロフトに4人分の布団が折り畳まれてる!」アリシアちゃんがハシゴを上ってロフトを確認してくれた。
「なのはさん、アリシアさん。そろそろ行きますわよ」
「「は〜い!」」
ボストンバッグをリビングに置いた私たちはコテージを出て「っと、鍵を掛けておかないと」ドアに鍵を掛けて、落とさないようにするために首に掛けておく。そして向かうのはコテージ村の奥にある調理場。
そこで集まって、管理人さん達から諸注意のお話しを聴く。調理場はもちろん屋外にあるから薪で火を起こすかまどを使うことになる。ご飯を炊くのに使うのは飯ごう。林間学校でも使ったから大丈夫なはず。
「では、各班に分かれて食材と薪を所定の位置から貰って来て、調理を始めてください。力が必要な時は、男子の手を借りてください。男子諸君! 女の子からのお願いはきちんと聞いてあげること! それが良い男への一日なのだから!」
グッと握り拳を作って力説する先生。クラスの男子たちは「おおおおっ!」力強く答えた。そして早速「おらぁ、ルシル! 手伝え!」シャルちゃんの大声が聞こえてきた。これには「シャルさんは相変わらずですわね」咲耶ちゃんが苦笑した。
「咲耶はいいの? 今ならルシルを馬車馬のようにこき使えそうだけど?」
「馬車馬って・・・アリシア。確かにさっきから声を掛けられてるし・・・。ていうか、別の男子班からも声を掛けられて怒ってんじゃない」
「にゃはは・・・大変だね、ルシル君も・・・」
咲耶ちゃんも実はルシル君のことが好きだったりする。それはチーム海鳴どころかクラスのみんなが知ってる事実だ。たぶんルシル君も気付いているだろうけど、ほとんど待ちの構えだから咲耶ちゃんには何も言わないし、何もしない。まぁ、ルシル君もルシル君で、シャルちゃん、はやてちゃん、それにトリシュタンちゃん、3人から慕われているから大変のようだし。
「わたくしは構いませんわ。想いにかまけて頼るのは、わたくしの意義に反しますわ。薪を貰ってきますわ」
サッとドリルポニーテール払って私たちに用意されたかまど前から離れようとする咲耶ちゃん。私は「待って。薪は私が持ってくるよ。咲耶ちゃんは食材をお願い」そんな咲耶ちゃんを止める。
「なのはさん。あなたは最近まで入院なさっていたのですよ? そんなあなたに薪を持って来させるわけには・・・」
「咲耶の言う通りよ、なのは。あたし達2人で薪を持って来るわ。あんたはアリシアと一緒に食材の方を持って来て。ルシル! こっちには病み上がりのなのはと非力なアリ
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