第15話「そろそろ」
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...おお!電気が通ってたから、全部無事だ!」
「本当ですか!?」
さすがに元々賞味期限が短い物は無理だったけど、それ以外はほとんど無事だった。
「それにこの電気の貯蓄量から考えると...お風呂にも入れるよ!」
「っ.....!」
その事に圭ちゃんも喜ぶ。
女の子ならお風呂に入れるのは嬉しいもんね!
「後は音と光を外に漏らさなければ、今日は楽しく一夜を過ごせるよ!」
「ホントですか!?」
こんな状況で、楽しく一夜が過ごせるのは精神的にも良い。
その事が圭ちゃんも分かっているのか、私達は大層喜んだ。
「そうと決まれば色々と準備しなきゃねー。」
「あ、そういえば明日には学校に着く予定でしたね。」
そう。私達が遼の家を仮拠点にしたのは、明日の昼の内に学校に着くためだ。
「そっ。武器と食料もあればいいかなって思ってたけど、やっぱりあったよ。」
「銃とか、音さえ大きくなければ強力ですからね...。」
何度か警官のゾンビから銃と弾を拝借したけど、音が大きいため、一切使わなかった。
でも、これならサプレッサーもあるし少しは使える。
「じゃあ、私は荷物とかを整理するから先に入ってなよー。」
「いいんですか?じゃあ....。」
着替えとかはないから、色々と面倒だけど、それでも圭ちゃんはそう言ってお風呂に行った。
さて、荷物を整理しようか。
「もうすぐ会えるよ。遼。」
学校にいるであろう大好きな親友を思い浮かべ、私は笑った。
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