第四十五話 牟田大尉!刺繍も芸術!!その七
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「そしてですね」
「はい、そのうえで」
「再併合を成し遂げましょう」
「今度こそは」
こう話してだ、二人は上本町で合流してそこから海遊館に向かうのだった。この時二人も上本町にいてだった。
その街を歩いていた、変身している姿で。
そのうえでだ、上本町の町並みを見つつ話した。
「古いものが残ってるな」
「ああ、寺も多くてな」
「近鉄の駅前にはホテルも多くてな」
「そっちに使うホテルがな」
ここ重要である。
「いや、いい場所だなここも」
「作者も昔から知ってる場所なんだよな」
「作者昔はよく百楽本店に通ってたな」
「量が多いんだよ」
それこそ半端でなくだ。
「で、離れた場所にドイツ料理のお店もあってな」
「そのハンバーグとかソーセージが美味いんだよ」
「アイスバインなんか最高だな」
「ちょっと名前は伏せておくけれどな」
ただし作品の舞台のモデルにしたことはある。
「ドイツ料理も侮れないぜ」
「豚肉とジャガイモがいいんだよ」
「あとザワークラフト」
「ワインも忘れるな」
こう読者に対して話す。
「そしてデザートはケーキ」
「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家みたいだと最高だぜ」
「ドイツは実は美味い」
「イタリアと比べて色々言われることもあるけれどな」
「ちょっと比較が間違ってるな」
「イタリアはまた別格だぜ」
作者の主観による見方である。
「ドイツ人自体もイタリア贔屓だけれどな」
「ドイツ料理もいいんだよ」
「この上本町にはドイツ料理の美味いレストランもあるからな」
「だから是非行ってくれよ」
「あと上本町には織田作之助さんのお墓もあるぜ」
「出身校の高津高校もあるぜ」
ただし織田作之助が通っていた頃はまだ高津高校という名前ではなかった。
「あと確かこの辺りが春琴さん縁の場所だよ」
「何か実在していた人らしいな」
「作者それ聞いてびっくりしたってな」
「本当かね」
「あの人実在なのかね」
「映画にもなってたよな」
谷崎潤一郎の名作がだ、主演は山口百恵さんだった。
「そうした文学にも縁のある場所」
「勉強にもなるぜ」
「大阪も結構文学と縁があるんだよな」
「難波にしてもな」
「遊ぶだけの場所じゃないぜ」
「学問もあるんだよ」
このことは言っておく。
「そもそも手塚治虫さんだって大阪生まれ」
「開高健さんもな」
「漫画も文学もある」
「阪神タイガースだけじゃないんだぜ」
そして吉本もであろうか。
「じゃあそのドイツ料理店行くか」
「変身解いてな」
「そして大人になったらな」
「DT卒業したらな」
その暁に、というと。
「ホテルにも行くか」
「ホテトルだ、ホテトル」
「風俗も楽しまないとな」
「金があるしな」
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