第二話〜現状把握と依頼〜
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「補助?なら実行部隊は他に?」
ウーノ「はい。正確には部隊ではなく二人ですが」
ライ「なっ!」
この答えにライは絶句した。
ウーノ「ライ。あなたはまだ魔法というものがどのようなモノか解っていません。ですから今回はそれがどのようなものかを知ってもらいます。これはこの二日間あなたの世界の技術について教えてもらった分のこちらからのお礼と考えてください。」
この言葉に納得し、ライは口を開いた。
ライ「……分かりました。その…すいません。」
ウーノ「なぜ謝るのですか?」
首を傾げてウーノは尋ねた。
ライ「ウーノさん達が僕のことを考えてくれているのにそれを疑うようなことをしてしまったので…」
ウーノ「いえ。こちらもあなたのことを利用する形になっているのでそのようなことを言う必要はありませんよ。」
ライ「それでもこちらは助けられている側です。だからちゃんとお礼は言わせて下さい。
ありがとう」
その時、ライは穏やかに笑っていた。その顔を見てウーノは少し頬を緩めて言葉を返した。
ウーノ「……。あなたはとても純粋ですね。眩しいくらいに」
ライ「えっ?」
ウーノ「なんでもありません。それよりも動かないでくださいね。もうそろそろ召喚されますから。」
ライ「召?……うわっ!」
ライが聞きなれない言葉に質問しようとした時に、足元に紫の魔法陣が広がり、そしてその部屋からライは姿を消した。
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