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ロックマンゼロ〜救世主達〜
第60話 灼熱粒子砲と深海
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とした時、ゼロがチャージセイバーで叩き斬る。

「今だエックス!!」

「ダブルチャージショット!!」

電気属性のダブルチャージショットを喰らわせ、メカニロイドを撃墜した。

メカニロイドが地面に激突したショックで地面が崩落したが、結果的に粒子砲内部に侵入出来た。

「ゼロ、急ごう」

「ああ」

互いに視線を合わせ、立ち塞がるメカニロイドとバリアントを薙ぎ払いながら、途中でファイタルのチップをバスターに組み込むと、バスターの銃口からファイタルのフレイムソードが出現する。

あまり重くなく使いやすそうだが、残念なことにこのエリアの敵は炎属性ばかりなのであまり役に立ちそうにないが、貴重な属性を持った武器なので回収していく。

時々放たれるレーザーをやり過ごしながらエックスとゼロは先に進んでいった。

一方、潜水艦内部ではメカニロイドに多少の苦戦はしたが、何とか撃破したルインはZXアーマーに換装し、ZXセイバーとZXバスターを状況によって使用し、敵を薙ぎ払いながら先に進む。

段差を越え、奥のシャッターを潜ると奥の方が水に満たされており、ルインはHXアーマーに換装すると、迷わず飛び込んで奥に進んだ。

そこには一体のイカ型レプリロイド、テック・クラーケンがいた。

「(ネオ・アルカディアの四大軍団の一つ“斬影軍団”に所属していたレプリロイド。巨大なドリル型潜水艦を海中基地とし、軍団長であるファントムからの直接指令のみで動く特殊部隊の長だった。クラーケンの任務はネオ・アルカディア内部の反逆者の内偵や処分。任務の性格上、他の軍団長にすらその所在を知られることはなく、故にファントムの死後、その存在は完全に深海の闇へと消えていた。闇に隠れての不意打ちによる戦法を得意とする。属性は氷属性か…なら、FXアーマー…いや、この手の相手には…)」

弱点である炎属性のFXアーマーではなく、無属性のPXアーマーを選択したルイン。

その姿にクラーケンは一瞬だけ体を硬直させたが、すぐに冷静さを取り戻す。

「…来たか…ゼロではなかったのが残念でならんが、某はアインヘルヤルが八闘士の一人にして…今は亡きファントム様率いる斬影軍団の生き残り、テック・クラーケン!!バイルの支配という屈辱にも耐え、この作戦に参加したのも…全てはゼロに倒された我が主、ファントム様の無念を晴らすため!!…しかし、バイルのような外道に手を貸し、外道に堕ちた某にはそれすら許されんらしい…。ルイン…我が主、ファントム様の面影を持つ者よ!!我が氷の刃を受けてみよ!!」

「それじゃあ、親としてファントムの顔に泥を塗らない戦いをするかな!!」

右腕のチャージを終え、十字手裏剣を発現させた。

クラーケンも両腕の刃を構える。

「たあっ!!
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