一誠SOS
マジカル☆レヴィアたん対闇の赤き龍帝
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いんだから!」
「ふふふ、そうはさせるか!」
両者素早い動き、ステッキ対聖剣で鍔迫り合って火花を散らしていた。殺陣としてもいいが、二人共アクションが上手い様子だ。俺が創った聖剣はエクスカリバー並みに色々と装飾させているが、それと同等に魔法少女のステッキも中々の強度を持っている。
ま、現魔王と元聖剣使いだけあって戦い慣れていると言ってもいいのかね。レヴィアたんが演出用の魔力弾を無数に放つが、聖剣使いは避けたり斬ったりしていく。
「くっ!私の剣が弾かれたとは・・・・このままだとヤバいな」
「攻撃の手を緩めている場合ではないから、このまま倒させてもらうわ!」
手元にある聖剣が弾かれた後に、十万ボルトじゃなくて十ボルトの電気技で倒れるゼノヴィアだった。静電気触るくらいだから、ゼノヴィアは倒れる演技を先程きっちり教え込んだから良かったと思う。
シーンC『レヴィアたんの最終決戦。復活、伝説の龍帝!』
ここから俺の出番となるので、上空の先ではヴァーリとアルビオンが何時でも動けるようにしておいた。監督がカンペとして書かれていたのは『堕ちろ天使』と『消えろ堕天使』だった。反政府的なメッセだったので、軽くハリセンで叩いて却下しといた。台本も少々変えといたが、俺が出ると完全にアドリブとしてやるので自然体で戦うよう仕向けた。
『俺らの活躍はそろそろなのか相棒?』
『まあな。アーシアが遺跡の祭壇で祈りを捧げた後、光り輝いて爆発シーンと共に俺参上!ってな訳だ』
最終決戦用のセットと大きなドラゴン像があった。その前で龍帝の封印を解く為の儀式が行われる、邪悪な巫女役であるアーシアが一生懸命に祈りを捧げていた。
「龍帝様、龍帝様。ど、どうか、我が闇の願いを叶えたまえ〜。その悪しき力で憎きレヴィアたんを倒したまえ〜」
棒読みとなっているが、一生懸命に演じているアーシアを撮影しているがこの祈りの後にレヴィアたん参上となっている。カメラを空間に入れてから、禁手化の準備をする俺であった。
「ここが龍帝を封じた場所ね!はっ!既に祈りが始まっているわ!大変!」
と、巫女役であるアーシアと対峙する事になった。
「お祈りを止めなさい!」
ステッキを構えるレヴィアたんだったが、巫女は立ち上がり両腕を高く上げて天を仰ぐ。次の台詞後、ドラゴン像が真っ二つに割れて像の後ろで待機している禁手化した俺が登場する事になっている。
「ああ、龍帝様。今こそ復活の時でございます〜!」
ドラゴン像が割れてから禁手化し、この一帯に閃光が走って地面が揺れた。赤いオーラと共に、闇を空一面に広がって行った。そして俺のセリフを言った事で、ここからはマジバトルとなる事は既にセラフォルーから承諾を得ている。
「我こそは闇より
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