ウェンディの元へ
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
のかな?
「城にいってくれシリル!!ウェンディを助けてくれ!!」
俺が一人で悩んでいると、ナツさんが一度食事を中断してそう言う。ウェンディ?
「そっか!!ウェンディも滅竜魔導士だからドラゴンと戦ってるんだ!!」
「確かに一人で戦うのは難しいかもしれないね」
「そうか?」
シェリア、ラウル、レオンがそう言う。ウェンディはお城で姫と合流してるって王国軍の人がいってたな。もしまだお姫様が近くにいるとなると守りながら戦わなくちゃいけない。それだとミラさんやルーシィさんがいてもちょっと厳しいか。
「そのドラゴンは任せていいんですか!?」
「ああ!!こいつを食ってパワーアップするんだ!!」
炎を食べることで力を増すことができるナツさん。俺の攻撃がイマイチ効いてない以上、ここは彼に任せた方がいいか。
「わかりました!!後はお願いします!!」
俺たちはナツさんにアトラスフレイムを任せると、すぐに城の方へと向かって走り出す。すると後ろからハッピーも一緒についてきてくれた。
「そうだ」
お城に向かっていると、レオンが何かを思い付いたように手をポンと叩く。、
「ハッピー、ラウル、シリルとシェリアを連れて飛んでくれ」
「え?」
「いいけど・・・レオンは?」
突然ハッピーとラウルに指示を出すレオン。空を飛んだ方が絶対早いけど、エクシードは二人しかいない。必然的に一人余ってしまう。
そう考えていると、レオンが造形魔法の体勢に入り、鷹を作り出す。
「俺はこいつでいく。これなら早くつくよ」
「「なるほど!!」」
レオンの発想力に俺とシェリアが感心する。戦った時も思ったけど、こいつは頭の回転が意外と早い。本当に色々と驚かせてくれるよ。
「じゃあ早くいこ!!ウェンディを助けるために!!」
「うん!!」
「ああ」
「わかった!!」
「OK!!」
シェリアの言葉に賛同し、ハッピーが俺を、ラウルがシェリアを掴んで空へと飛び上がる。待っててウェンディ。今援護にいくからね。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ