第59話 同盟
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た表情を浮かべる子供達にシエルは微笑むと頷いた。
「そうね、少しの間だけど。遊びましょうか…アルエットもね」
「う、うん…」
人間の子供と遊ぶのは初めてなのでアルエットは少し緊張しているようだ。
「アルエットちゃんって言うの?」
「そうだよ、シエルお姉ちゃんがつけてくれたお名前なの」
「へえ、“雲雀”か。いい名前だね。シエルちゃんのネーミングセンスもいいじゃない」
「えへへ…」
アリアに名前とシエルを褒められて嬉しいのかアルエットは照れ笑いを浮かべている。
シエルとアルエットは子供達に引っ張られていく。
「シエルとアルエットはあっさり馴染んじゃったね」
「子供は善悪に敏感だからね。シエルもアルエットもいい子だから好かれるんだよ」
「お前達も随分と馴染んでいるようだな」
エックス「まあ、アリアさんを見てると緊張するのが馬鹿らしくなってきて…久しぶりにミッションをしたけど、やっぱりバスターのエネルギーチャージは時間がかかるね…ネックを補うための武器は手に入れたけど…」
「そう言えばエックス。あの斧とか盾とかどうしたの?」
「あれはメカニロイドの武器チップを回収してバスターに組み込んだんだ。武器可変システムの応用さ」
「便利だね」
「武器を手に入れたのはいいけど、これから慣らさないと…」
「大丈夫大丈夫、心配ご無用!!いつか私がエックス君を改造して両手両足頭部の五連バスター持ちに…痛だだだだだ!!?ちょっとエックス君っ!!?」
ふざけたことを抜かす現時点の元女神様の関節極めました。
「止めてくれませんか?僕がそんな変な改造を受けるわけないでしょう」
「痛だだだだだだだだだだだだだだだだだだっ!!?ちょ、止めてエックス君!!私の腕はそっちに曲がらな…あぎゃあああああああああああああっ!!!?」
悲痛な叫び声を上げるアリア。
ロボット三原則?
人間じゃない女神には適応されませんでした。
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