暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第58話 人工太陽
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
危ない!!」

かわそうとするが、火球は着弾と同時に分裂を起こしたため、エックスは咄嗟にバスターの銃口からシールドを発現させた。

「それ、ランプロートXのシールドだよね?」

「ランプフロートXのチップをバスターに組み込んだんだ。使えるかは分からなかったけど試してみるものだね」

ランプシールドを構えながら言うエックス。

このシールドはかなりの耐熱性を備えており、ティターニャンの炎にも耐え切れた。

「ムカつく〜!そんなチャチな盾であたしの炎を防ぎ切れるわけないでしょ!!」

度重なるダメージや攻撃を防がれたことによって頭に血が上ったのか、地雷を撒き散らしながら突撃してくる。

「危ないな…!プラズマサイクロン!!」

電磁竜巻で地雷を巻き上げ、爆発させていく。

「っ!!」

次の瞬間には竜巻の引力に引かれ、抵抗するティターニャンにエックスがダブルチャージショットを繰り出す。

電気属性のダブルチャージショットを喰らったティターニャンは感電して動きが止まったことで電磁竜巻に飲まれ、ズタズタにされていく。

「あ…がああああああっ!!?」

電磁竜巻にボディをズタズタにされたティターニャンは力なく地面に激突した。

「終わりだね」

ダブルセイバーの片方をティターニャンに向ける。

エックスもすぐさまダブルチャージショットを撃てるようにバスターのチャージをしていた。

「あ、あたしが…負ける…?こ、こんな奴らに…そ、そんなはずない…そんなはずないんだ!!」

「命を奪うのは気が進まないけど。僕達にも譲れない物がある。悪いけど、処分する!!」

エックスがダブルチャージショットを放とうとした時であった。

人工太陽を遮っていた雲が無くなったのは。

「!?」

「暑っ!?」

急激な気温と体温の上昇に気を取られたエックス達にティターニャンは笑みを浮かべながら飛翔した。

「キャハハハハッ!あたしってばツイてる!この状態なら私の最大の必殺技を放てる!!」

先程の火球よりも遥かに巨大な大火球を作り出すティターニャン。

そのあまりの熱量にエックスとルインも戦慄を覚えた。

「これがあたしの切り札、バーニングミーティアネオ!!これでみんな燃え尽きちゃえ!!」

「やらせない!ロングスナッパー!!」

エックスのバスターの銃口から何かが凄まじい勢いで伸び、ティターニャンの腕を捕まえた。

「痛っ!?これは…ポップラン!?何であんたのバスターから…」

「はあっ!!」

一気に腕を振ってティターニャンを振り回すと、大火球はそれにより見当違いの場所に飛んでいく。

そしてそれを確認したエックスがロングスナッパーを勢いよく引くと、そし
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ